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「ななし、今日は寝てしまったか」
 正は鞄を机に置き、ソファーにどさっと座った。眼鏡を外しネクタイも緩める。

「着替えて風呂に入って寝るか」

 正は立ち上がり上着を脱ぐ。そして、シャツ一枚になった正はななしの顔を見に行った。そこで彼は何かが変だと言うことに気づいた。

「寝巻を変えたのか?」

 首元まであった寝巻を着ていたはずだと正は思い返す。気になった正はゆっくりとななしの掛け布団を下にずらしていく。

「なっ!」

 正は顔を赤らめ、一瞬目をそらした。だが、ちらちらと正はその体を見る。

「俺は疲れすぎてこんな幻を見ているのか……?」

 正は布団を取る。すると、ななしは寒くて体を縮めた。ななしのVラインに食い込む紐をじっと見た。


***
「うん……?」
 何だか体が寒い。そう言えば、お風呂に入ってもらった下着をつけてベッドにいたんだっけ。それで私寝ちゃったんだ。まだ、正さんは来てないはず……

「ななし」
「正さんっ! お帰りなさっ……んんっ」

 息つく暇もないほどの激しいキス。混ざり合う舌が気持ちがいい。久しぶりの激しいキス
に私のあそこは洪水状態だ。

「んっ、ああぁっ……んぅっ、はぁ……」
「ななし、何だこの格好は? お前はいつの間にヤラシイ女になったんだ?」

「ああぅ……ダメ、そこ引っ張らないで食い込んじゃ、ぁあああっ」

 正さんは紐を引っ張り、肥大した突起が刺激される。正さんは紐を食い込ませて私の反応を見ている。

「こんなにお漏らしをして、仕方がないな」
「ああっ!」

 正さんの指が二本私の中に入りかき回す。ぐちゅぐちゅとイヤラシイ水音が私の耳に入って耳をふさぎたくなる。

「いやっ、恥ずかしい……んんっ!」
「もっと激しくの間違いじゃないのか? こんなに濡らして……それに腰も動いている」
「だ、だって……正さんが中々してくれないからっ、んっぅ!」

 私がそう言うと正さんは手を止めてしまった。私はもっと強い快感が欲しくてたまらない。早く、正さんの大きくなったアレを私の中に埋めてほしい。そして激しく私の中をかき混ぜてほしい。

「すまないな、中々相手をしてやれなくて……」
「いえ……でも、正さんも気持ち良くなってください」
「ななしっ……ちっ」

 私は膝立ちになり、正さんのズボンを降ろしパンツの上から固く大きくなった男根をさすった。それだけじゃあ、足りないとパンツもすべて降ろした。それから、私は先っぽをまず丹念に舐め、手でゆっくり愛撫する。
 少しすると、口の中には苦い味がするようになった。あまり好きではないこの味も、今日はこんなにも美味しく感じる。

「今日はななしの中にたくさん出してやるからな」

 正さんは私の頭を撫でた。その言葉が嬉しくて私は寝転がった。ああ、胸がドキドキする。早く繋がりたい。早く、正さんのでいっぱいにしてほしい。

「ああっ! 大きくて気持ち……いいっ! んぁあっ!」
 
 私の足を大きくM字に開きその中に勢いよく射れた。懐かしいこの感じ……気持ちが良くてずっとこうしていたいとまで思ってしまう。

「ななしの中狭くて、すぐに持って行かれそうだ……っ」

 正さんのその快感に満ちた顔、汗をかいたその額がセクシーだ。

「正さんっ、キスして……んんっ、っああ、んぅ」

 顔を近づければ、キスの嵐。水音が上からも下からも聞こえる。その音さえも快感でさえある。

「んぁああっ! もう、私っ、ダメぇぇっ!!」
「ななしっ」

 正さんは私の中から男根を引き抜き私の顔にかけた。それを指で少し掬い取り、舐めた。

「今日のななしはエロいな……もう一回、ダメか?」
 
 私はコクリと頷いた。そしてまた大きくなった正さんを受け入れた。
 それから一夜が過ぎ、朝が来た。いつの間に寝てしまったのだろうか? 隣には正さんの姿はない。もしかして、昨日のは夢だったのだろうか?
 
「うん? 声が変……」
 声が掠れて声が変だ、体もなんだか重い。やっぱり夢じゃないはずだけれど……

「起きたか」

 カチャリと扉の開く音が聞こえた。そこには心なしか顔が赤い正さんの姿があった。

「水でもどうかと思ってな……ここに置いておくぞ」
「ありがとうございます」
 
 私はその水を少しずつ飲んだ。

「では、もう少し寝ますね……おやすみなさい」
「ちょっと待て、寝るなら着替えてからだ! その格好ではまた……とにかく着がえろ、分かったな!」

 正さんは目をそらし、出て行ってしまった。私は自分の体を見る。私は急いで着がえた。そして正さんを呼びにいき、こうなった経緯を洗いざらい話してもう少し眠ることにした。本当に今日は休みでよかった。

20131216


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