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ななしは台所に立ちながら携帯を眺めていた。そこには夫である正からの最後のメールが画面に映し出されていた。


「はあ……いつ正さんは帰ってくるんだろう」
正は出張のためしばらく留守にしていた。メールのやり取りは最低限していたが、出張から五日目の朝から返事がこない。

「正さん早く帰って来て欲しいなぁ」

一人では広すぎるベッドで悶々と夜を過ごす毎日。いつもはここで求められるがまましているのに……と情事を思い出し体が熱くなる。慰めるのは自分しかいない。ただ、正がやっているように手を動かすだけの日々にななしは物足りなさを感じていた。

「早く正さんに抱かれたい」
なんてはしたないことを口に出してしまったのだろうとななしはハッと我に返った。いつの間に自分はこんな風になってしまったのか。もちろん100%夫である正のせいだが……

「正……さ、ん……」

ななしはいけないと思いつつも手は茂みを掻き分け手を這わせる。そこはもうジットリと濡れていた。

「あっ……」

人差し指をゆっくりと中に入れ動かした。
「あっ、っん」
物足りないのかななしは中にもう一本入れた。
掻き回すたびに水音が部屋に響く。
ななしはスティック状に切ったにんじんを手に取り、愛おしそうに丁寧に舐めていく。
「んんっ、んっはぁ」

ななしの顔は高揚し赤くなっていた。
にんじんは唾液でテラテラと濡れて光っていた。
ななしはそれを蜜壷に持って行き指の変わりにそれを入れた。

「あぁっ!」

ななしは指よりかは若干大きいにんじんを入れたり出したりを繰り返した。空いた片手は服の上から胸を荒々しく揉んだ。

「んっ」
大きな声が出そうになり、唇を噛み締めた。だが、その頑張りは虚しく、徐々に自慰にハマっていく。
やがてななしは着ていた服に手を入れ、固く乳首を勃起させた乳房を外に出した。
ななしは固くなった乳首をコリコリと動かしたり引っ張ったりする。

「あ、あぁっ……ん……正さ、ん……」

手が動くたびに、ななしの蜜壷からはとろとろの愛液がとめどなく沸いて来る。
こんなところを見られたら正さんに嫌われてしまうだろうと頭の中では思っているのに止まらない。

「ぁっ、あっ、いっ…」

いっそう動きが激しくなり、足がガクガクになり立っていられなくなったななしは屈みこみ、絶頂を迎えたななしは肩で息をした。

「はぁっ……はぁっ……」

汗だくのななしは力尽きたのか椅子に座った。

「正さん……」

蜜壷から流れ出る愛液は椅子をも濡らし、床は水溜まりになっていた。
息を整えているとガチャリと言う音が聞こえななしはビクッとした。

「ななし、そんなに気持ちが良かったのか?」

「正、さん……」

ななしは驚きを隠せずに固まっていた。まさかこんなタイミングで帰ってくるなんてと頭の中はパニックになっている。

「あぁっ……許して……」

ななしは涙目になって正に許しをこう。

「私ではなくななしはこのにんじんがお気に入りらしい」

違うとななしは抗議の声を上げようとしたが、唇を塞がれた。

「あっ……んんんっ!」

貪るような激しいキスに頭がクラクラしそうだった。
正は露出した乳房を両手で掴みやわやわと揉みしだいていき、尖った乳首を指で弾いたりして弄ぶ。

「正さん、寂しかったっ」

唇を離し、ななしは正に抱き着いた。正はななしを抱き上げ寝室へと移動しそのまま押し倒した。

「入れるぞななし」

二人は生まれた姿で抱きしめあう。
正は猛々しくなった男根をななしの突起に擦りつける。

「あぁっ……早く、正さんのでイキたい……」

正の頬は赤く染まり眼鏡を外し近くにあった棚に置いた。

「ななし、今日は抑えが効かないかもしれん」

「あぁっ!……激しぃっ」

正の男根が一気に奥まで届く。

「ああああっ!いぃっ、っ……気持ちいいっ」

激しく律動されななしの良い所が頻繁に当たり、甘い嬌声を上げる。

「私っ……あぁっ、あっ、もう……」

結合したまま正の手がななしの乳房を掴み荒々しく揉みはじめ、胸の形が変わるほど激しく揉みしだかれた。
乳首は強く吸われまた嬌声を上げる。

「いやぁっ、もう、もう………私ダメっ、あぁっ、あああぁあっ!」

正の熱くて固い男根でぐっと深く突き上げられた瞬間ななしの頭は真っ白になり、正のモノを強く締め付けた。
正はななしがイクと同時に中に出し、彼女の横に男根を抜くことなく寝転がった。

「あっ……また大きくなってる……」

寝バックの形になり、正はまた律動を始めた。
正はまったく衰えず、ななしは朝まで寝ずに相手をした。

「精液まみれになってしまった……」

あまりにも妻が可愛すぎてか、我を忘れ胸や顔に射精をしてしまったのでななしの体は精液まみれであった。
それを見た正はまた自身が熱を持ちはじめていることに気づいた。

「もう……正さんたら、またですか?」

ふふっとななしは柔らかな笑みを浮かべた。

「ななしが……だな、可愛すぎるんだ……」
そうだ、それしかないと正は精液と愛液で混ざり合いグチャグチャになった蜜壷にまた膨張した男根をいれた。

「ぁんっ、あっ……あああぁあーっ!」

それからななしが気を失うまで続いた。

20130723

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