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「ななしはどうした?」

正は帰ると近くにいた使用人に声をかけた。いつも帰ってくるとすぐに出迎えてくれる妻が今日に限って来ないとは…もしや体調が優れないのかと正は心配になった。

「奥様なら寝室だと思いますが…」

そうかと正は急いで寝室に向かった。そしてドアを開ける前、冷静になった。寝ていて起こすのは悪いと―…
正はゆっくり音を立てないようにドアを開け、中を覗き込んだ。

(ななしは…寝てるのか…ん?)

正は変な声がすると聞き耳を立てた。それはななしの小さな喘ぎ声と、ヴヴヴと言う振動音…
その二つで合点がいった正はその様子をしばらく楽しむことにした。正はゆっくりと中に入り、ななしに近づいた。

「っ、あぁっ…はぁ…んんっ、ダメッ、ダメ、そこは激しくしちゃダ…メッ!!」

ななしは中にピンクのローターを入れたり、突起に当てたりしていた。彼女の蜜壷からは洪水のように愛液が流れ出ていた。普段は淑女なななしがこんなに乱れるなんて…と正はだんだんと興奮してきたのか、着ていたスーツを脱ぎ、ワイシャツとズボンだけになった。

「っ、正さ、ぅんが欲しいっ…」

「ななし…」

正は自分の名前が呼ばれたのが嬉しいのかななしの唇を奪い、自分の指をななしの蜜壷の中に入れ、グチュグチュと二本の指で掻き回す。

「あぁっ!」

ななしは一人でやっていたことで、正に嫌われると思い正から離れようとするが力が入らなかった。

「ご、ごめんなさっ…あぁっ!」

「一人でするなんて…私が帰って来るまで待てなかったのか?」

フッと正は笑みを浮かべ、指を抜いた。

「ここは欲しそうにパクパクしているな…何が欲しい?ローターじゃないだろう?」
そういって正はななしの足をグッと大きくM字に曲げた。そこはヒクヒクと何かを欲しがっているように涎を垂らしている。
「ぁ…た、正さんが欲しい…正さんのい、いれてくださいっ」ななしは涙を貯め顔を真っ赤にして言い放った。
正は勢いよくななしの中にいれた。

「っ、あぁ…ああっ!」

正はゆっくりと挿入を繰り返したが、あまりにも締まりが良すぎるのかだんだんと押さえが効かなくなり早いピストンを繰り返すようになった。

「―ぁあっ!」

「っ、くそっ…出すぞ…」


「ンあぁぁぁっ!」
正は眉間にシワを寄せななしの奥深くに出した。

正は一滴残さずななしの中に出し、ゆっくりと抜いた。ななしの中からはドロッとした精液が零れる。その様子を見た正は満足したのか、ななしの隣に寝転んだ。

「まあ…後で問い詰めるか」

正はななしの頬にそっとキスをし、深い眠りに落ちた。



次の日遅く起きてきた二人を見て茂はニヤニヤと笑い、正に昨日は熱い夜だった?と耳元で囁いた。
そして正は顔を真っ赤にして逃げてしまった。

20130623

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