プレーにこそ影響はなかったけれど、朝の事件があってから、白竜は機嫌が悪かった。
帰宅した今でもそれは続いている。
「青銅、どうしたらいいかな…。」
「うーん、朝の話を一通り聞いて…まぁ理由が分からない訳でもないな。」
「本当?!教えてよ青銅、私全然分からないんだよ。」
「………。」
(俺はなんでお前が分からないか不思議だよ。)
「な、なに?。」
「いやなんでも。俺が話してくるから奏は夕飯の支度しててくれないか。」
「え、教えてくれないの?」
「あっているか分からないからな、話終わったら教えるよ。」
(なーんて、お前に教える訳にはいかないんだよ。)
私は理由が教えてもらえなくて多少の不満を残しながらも私は夕飯の支度を始めることにした。
今日の夕飯はビーフシチューなのだけれど、考えごとをしていたら人参の皮を厚く剥きすぎてしまった。
ハッキリ言ってお金はないので3人で協力して節約している。
こんな人参を見たら青銅は怒るかもしれない。
「はぁ…。」
白竜と青銅、なに話てるんだろうな。
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20120215
こんなに重くするつもりはなかった…。
短めですいません。
青銅はもう完全にお相手なはならない感じになってきちゃったね。
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