ガノ様
この度はリクエストありがとうございました。
「ソムヌス青年が夢主への恋心を自覚したら。その感情をアーデンと夢主の為に消すお話」を書かせて頂きました。
愛執本編ではソムヌス青年は純粋な親愛で夢主を好いておりましたが、少し踏み外せばこのような道を辿ることになっていたかもしれませんね。
そんな「もしも」を含めて書かせて頂きました。
思春期って年上の異性に胸ときめく時期だと思うのです。
常に大人に囲まれて過ごしてきたソムヌスですが、ふとしたきっかけで夢主を意識するようになる。
本当に些細なきっかけだけれど、自覚した思いは膨れ上がる。
けれど夢主と、敬愛する兄のことを考えて引き下がるどころか心まで消してみせるソムヌス青年の強さといいますか、悲しさといいますか。
そのような気持ちの推移を読み取って頂ければと思います。
会話描写が無く、大変読みにくい作品になってしまったことを申し訳なく思いますが、少しでも気に入ってくださることを願っております。
今後とも「薄幸」並びに「愛執」をよろしくお願い致します。