0611 17:23


たまたま浮かんだネタを投下。
主人公は頭のネジゆるゆるな無自覚Sの虚言癖持ち。

そんな彼の念能力が、『自分の発言を聞いて誰かが“しょーもなっ!”とか“くだらなっ!”と思ったらその発言が実現する』というもの。
だから地味に強烈な嫌がらせを振り撒いたり言葉次第では何でもできる。本人も楽しんでるあたり悪質。
ある日カツアゲしてきたチンピラ相手に「俺を殺す…?やめとけ。俺は鉄壁の防御と無敵の破壊力を誇る伝説のコンビニアルバイターだ。舐めた態度とってると弁当温める時にソースごとレンジにかけて破裂させるぞあぁん?」的なことを言ってうっかり最強の肉体を手に入れる。
そんな彼の強さに興味を持ってしまった結果、言葉遊びの真の恐ろしさを思い知らされた可哀想な被害者達と、即効でコンビニバイトやめた男主の血と涙と阿鼻叫喚で満たされたほのぼの()ストーリー。


「あ、こんにちはヒソカさん」

「!? ……や、やぁ○○…◇」

「どうしたんですかボロボロじゃないですか」

「120%君のせいだよね」

「あぁ4時間に1回曲がり角から食パンくわえて現れる女子高生にぶっ飛ばされてパンツ見てしまったがために平手打ちを食らう呪いがまだ続いてるんですか?」

「攻撃も回避も不可能な謎の女子高生と会うのはこれで52人目…かな◆なんで深夜のホテル内でも遭遇するのか謎なんだけど◇」

「女子高生は特殊な生き物ですからね。実はこのあとヒソカさんはその52人の女子高生と突然の再会を果たし、大衆の面前でパンツ覗き魔だと叫ばれたりして」

「これ以上ボクに変なオプションつけないで謝るから」

「語尾の記号が消えてますよ」


……と、憔悴した奇術師とお話ししたり



「あ、クロロさ」

「うわああああああ!!!」

「ちょ、なんで逃げるんですか待ってください」

「待てやめろこんな周りに人がいる中でオレに話しかけるな!!」

「ひどい」

「来るなオレが悪かった待て待ってくれ話せばわかる!」

「何言ってるか俺はわかりませんよ。待ってくださいってば。さもなくば四六時中あなたの足の小指目掛けて突進する魔法のタンスが襲いかかりますよ」

「ヤメロォ!!!!」


……と、涙目の旅団団長と追いかけっこしたり。
なんて楽しい平和な世界()




comment(0)
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -