小説2 | ナノ
あけおめことよろ
能勢「おーやっときたきた、あけおめ〜」
池田「うーっす。おめでと。」
花岡「みんな今年もよろしくね。」
池田「ってかなんでこんなに人がいるんだよ。マジありえね〜辿り着ける気がしないわ」
能勢「新年の初詣だしな。」
時友「流石に今日は仕方ないよね。」
花岡「ところで左近だいじょうぶ?」
川西「ガチガチガチガチガチ」
能勢「漫画みたいに歯が鳴ってるぞ。」
時友「冷え症の体が熱を出そうと一生懸命だね。」
花岡「左近厚着してこなかったの?」
川西「ガチガチガチガチガチ」
花岡「カイロは?貼ってきた?」
川西「ガチガチガチガチガチ」
花岡「貼ってこなきゃだめだよ!またお腹冷えちゃうじゃん!」
川西「ガチガチ…」
花岡「あ、怒ってはないよ。ただ左近が心配で…」
川西「ガチ、ガチガチ」
能勢「おい…ふたりとも良い感じに進展しているような気はするのに、このなんともいえないしょっぱい気持ちをどうしたらいい。」
時友「なんで花子ちゃんは歯鳴りで感情まで判るんだろうね。これも愛…って言えば聞こえはいいけど。」
池田「一応進展はしてるとか爆発しろ。左近は壊滅的ヘタレのくせに爆発しろ。」

花岡「あ、あったかい甘酒ある。飲みたい!」
能勢「ジャンケンで負けたやつが全員におごりとか?」
時友「いいね。僕も温かいもの飲みたいな。」
川西「ガチガチ」
池田「よっしゃー俺チョキ出すからな!」
能勢「うわ…出たよセコイ手法。」
花岡「いくよ〜じゃーんけーんぽん!」

池田「っしゃああああああ!っし!」
時友「まさか三郎次が一人勝ちとか…」
池田「ホラホラw愚民ども早くビリを決めて俺の甘酒を買ってこいよ。」
能勢「…」
川西「…ガチ」
花岡「なんか、飽きたね。」
能勢「そだな。騒いだらあったまったし、甘酒とか別にいらなくなってきたな。」
時友「このあとみんなでラーメン食べに行かない?」
花岡「あっしろちゃんそれ賛成ー!よかったね左近!これであったまるね!」
川西「ガチガチ!」
花岡「ふふふ左近喜びすぎだよー!」
池田「くそおおおおおお爆発しろおおおおお!結局今年もこのパターンかよ!!!俺に謝れ!!!!」
能勢「ハハハハハ」

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