小説2 | ナノ


「左近!とりっくおあとりーと!」
「は?」
「だから、とりっくおあとりーと!」
「え?…なにそれ?」
「エ!ほら、ハロウィンのさ!」
「ハロウィン?…ああ、ハロウィンってカボチャを食べる祭りだろ?カボチャ欲しいのか?野菜嫌いなのに珍しいな。」
「ええ…もう、いいよ…」
「なんだよそのかわいそうなものを見る目は!」

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