小説2 | ナノ

※夢じゃない
伊助ちゃん→専門学生
池田くん→理系大学生
タカ丸さん→美容師
久々知さん→会社員


「おっじゃましまーす!」
「流石、伊助の部屋は綺麗だな。」
「なんにもねー部屋。」
「ちょっとちょっとちょっとなんですか、何で僕の部屋に勝手に入ってきてるんですか。」
「いいから伊助くんちょっとここに座りなさい!」
「いやいや僕なんで自分の部屋でタカ丸さんに命令されてるんですか。」
「昨日三郎次くんから聞いたんだ、伊助くん彼女できたんだって?」
「エ、なんでそれを…」
「二人でアイスクリームとか食べやがって伊助のくせにふざけんな爆発しろ。」
「ちょっと三郎次さん色々理不尽すぎなんですけど。完全に僕の人権無視されてますよね。」
「ひどいよひどいよ伊助くん早く僕に言ってくれればデートの日のヘアスタイルは前髪M字でバッチリポマードガチガチできめてあげたのに…」
「…それやるなら自分の髪でやってください。」
「イヤだよ、僕自分の髪型には気を使うほうなんだ!」
「すみません僕タカ丸さんに何かしました?」
「まあまあ、みんな落ち着いて。」
「久々知さん、なんとかしてくださいよ!」
「みんな素直じゃないから、口ではああ言ってるけど嬉しがってるんだよ。」
「そうですかね…それじゃポジティブすぎる気もしますけど…」
「ところで、相手はどこの豆腐なんだ?」
「ダメだこいつら!」

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