小説2 | ナノ
自動販売機にて
川西「お、久作。新商品出てるぞ。」
能勢「ほんとか左近。おおお、バニラシェーキだ。俺これ買うわ。」
池田「またお前は新しいの買うのかよ。」
能勢「うるせーな三郎次。俺は冒険すんのが好きなの。」
花岡「でも美味しそうだねそれ。久作一口ちょーだい。」
能勢「ああ。ほら。」
花岡「ありがとう。…あっ美味しい!」
時友「花子ちゃん甘いの好きだもんね〜」

川西「(ちょ、久作と花子かかか間接キス!こんなことなら僕が買っておけば良かった…って変態か僕はァァ!)」
池田「(左近何百面相してんだよ…)じゃ、俺コーヒー買お。」
時友「あ、僕も買う〜。左近は?」
川西「えっ!?ぼ、僕は…こ、ココアかな。」
池田「は?ココア?お前ガキみてーだな。」
川西「なんだよ三郎次…!お前なんかブラックコーヒーとか無理して飲んでるくせに!」
池田「べ、別に無理してなんかねーよ!」
川西「いっつも半分くらい捨ててるの僕知ってるんだぞ!」
池田「なっ!…左近いいのか、知ってんだぞ。お前が甘ーいココアを買った訳。花子と間接キス…」
川西「わーわーわー!」
花岡「え?私が何?」
川西「なんでも!なんでもない!」
花岡「変なの左近。あ、左近もココアにしたんだ。」
川西「え?もってことは…」
花岡「うん。私もココア。ほら。」
川西「あっ…本当だ…(ウソだろぉお!)」
池田「ブクハァッ!」
川西「おい三郎次!笑ってんじゃねーよ!!」
花岡「久作、私のココアお返しにあげる。」
能勢「サンキュ、…っいて!おい誰だよプルタブ飛ばした奴!!おい左近!」


花岡「しろちゃんはコーヒー?甘いの?」
時友「ううん、ミルク入りの無糖だよ。僕、缶コーヒーのブラックは好きじゃないんだ。」
花岡「へえ、しろちゃんなんか大人だね!」
能勢「凄いな四郎兵衛が一番モテる理由がわかる。」
川西「顔がいいのに三郎次がモテない理由もわかる。」
池田「おいコラ。」

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