小説2 | ナノ


※兵太夫がただのドS




「兵太夫。」
「…」
「兵ちゃん。」
「…」
「へいたーん?」
「うるさいよ燃えるゴミ。」
「ヒドッ!…あ、分かった!萌えるゴミね?あ、でもゴミであることに変わりはないのね…」
「何勘違いしているか知らないけど火の中に放り込まれて灰になるゴミだよ。生ゴミじゃ土に還っちゃうしお前にはもったいない。今日からお前は燃えるゴミな。」
「兵ちゃんたら、冗談はよしこさん!」
「本格的に目障りなんだけど、何か用?」
「私、暇ちゃんなの!かまって〜」
「可哀想に全てのものにちゃんを付ければなんでも可愛いと思っているんだね。可哀想なほど低脳だね。でも僕は頭悪い奴嫌いだから。ついでにいうと、お前は可愛くない。」
「今日もキビシー!でもね、兵ちゃん、知ってる?私って意外とモテるんだよ!…ってあああ!何!なに!?なんか床が落ちたよ!兵ちゃん!」
「そういう必死な嘘つかれると苛々するからやめてくれる?」
「いや、そう思うでしょ?でも結構こんな燃えるゴミが好きだって言ってくれる奇特な方がいらっしゃるようでね。」
「へえ、で、何?」
「いや、何も、ないです、が。ただ、そういう事実はあるんだよっていう主張をしようと…ってわああ冷たいよ!兵ちゃん何!?水かけないで水!ちょっと冷たい!!兵ちゃん、出して〜」
「ちゃんと登ってこられるようになってるでしょ。」
「…あ、ホントだ。」
「ガチ低脳だね。」
「よーいしょっと。あー。もう兵ちゃんのせいでずぶ濡れだよ。」
「かまって欲しいって言うからかまってあげたんだよ。」
「いや、ここまでしてくださらなくても…」
「それにしても本当ひどいね。顔もドロドロだし髪もぐちゃぐちゃ。これじゃ奇特な人さえも寄ってこないね。ま、安心してよ。花子が誰にもモテなくて見捨てられても、僕はカラクリの実験台くらいにはしてあげるから。」
「トモダチでもないの…?」
「友達になんて、絶対にさせないよ。」
「(笑顔ガチ怖ぃうえ…)」





「さんちゃん…兵ちゃんひどいよ…私のことモノとしか見ていないよ…」
「兵太夫はあれでも花子ちゃんのこと好きなんだよ。だって、この間すごい仕掛けの最新作のカラクリが出来たとき、これ絶対花子に最初にやらせようって嬉しそうに笑っていたもの。」
「えっと、それってこの間私がもう少しで死ぬところだったカラクリのことだよね?それで兵太夫が笑い転げていたやつだよね?あれ、そうだよね?」


兵ちゃんと話そう!

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3位、笹山兵太夫でギャグです。
愛故にだと言い張ります。
ギャグだと言い張ります。
Sな笹山くんとまっ黒な夢前くんがすきです><

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