小説 | ナノ

「今度ねえ、ナメクジさんも新しく飼ったらどうかなって思ってて。竹谷先輩に提案してみるつもりなの。ナメクジさん喜三太くん好きでしょー?」
「ほ、ほんとですかあっ!」
「今度委員会でおまんじゅうパーティーもしようと思ってて。」
「おまんじゅう…」
「ね?平太くん。生物委員会楽しそうじゃない?」
「は、はい。」
「よしじゃあぜひきみたち三人は生物委員会ということで「お前なにしてんだ。」
「あ、作兵衛。見ての通り生物委員会への勧誘活動です。」
「堂々と言うな!てか何勧誘してんだよ!用具委員だって人足りてねえんだぞ!おいお前ら騙されんなよ!」
「っち、もうすこしだったのに…」
「ったく、あぶねえな。食満先輩に何言われるか。」
「そのへんも大丈夫。だってウチには六年生がいないから大歓迎。」
「待てどのへんが大丈夫なのか言ってみろ。」
「まあ三年は伊賀崎で十二分くらいに間に合ってるんだけどね〜」
「…」
「アッ、落ち込まないで作兵衛!わたしは一人で用具委員を支える作兵衛を一番に応援してるから…!」
「どこから突っ込めばいいんだよ…」

13/01/07~13/05/08(富松)

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