小説 | ナノ

「せんぱーい!!」
「しんべヱくうーん!あああかわゆすかわゆすなあ。このまるまるほっぺこのこのお!」
「せんぱーい!」
「喜三太くうああん!ナメさんたちを触ったら手を洗いなさいって!いつも言ってるでしょ…あああでもかわいいかわいい!」
「せんぱあい…僕も…」
「へ、へーたくん…!ごめんねっ平太くんもかわいいよかわいい!こいつめかわいいぞこのおっ!」

「おお、やってるな。」
「ああ、ケマ先輩…まぶしい、まぶしいです。マブいですイケメン先輩!なんですかこの委員会は!私をどこまで惑わせるんですか…いや、でもめたんこ嬉しいんです!正直どんどん惑わせてくださいって思ってます!」
「…ったくうっせーな。」
「作兵衛邪魔しないでわたしと用具委員さんとのハッピータイムを!」
「忘れんな、俺も用具委員だ。」
「ケマとめ先輩はどうしてそんなにイケメンなんですか?」
「おいコラ無視すんじゃねぇよ!!」
「いいのか、彼氏をそんなぞんざいに扱って。」
「ケマとめ先輩は何も心配しなくて大丈夫です。悩殺スマイルで微笑んでくれるだけで大丈夫です。」
「…」
「ん?作兵衛ひょっとして怒ってる?」
「おめえな、彼女が他の男にばっか夢中で怒らねえ奴なんていねーよ!」
「何言ってんの。確かにケマとめ先輩は超絶イケメンだし一年生は舐めずり回したい可愛さだけど…私が好きなのは作兵衛だから!」
「…んなっ…」



「きゃあ作兵衛真っ赤になっちゃってかわいいいい!一年生には負けるけど!顔もケマとめ先輩には及ばないけど!」
「…おい!」

02/01/03~12/02/07(富松)

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