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▽ 温めすぎた愛、はじまり


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香澄「そっかぁ…」


遙達がよく話していることにちょっと興味があった、だから調べてみた、まぁそれだけのことなんだけどなるほど、遙達はいつもこんなことをしているのか

俺は半陰陽ってやつで男と女両方の性がある、女の方がきちんと機能するのかは自分でも分からないけど。そのせいかこの年まで恋人なんかいた試しもなかったし性行為のこともよく分かってなかった…というか避けてきた、怖かったから

ところで俺にはルームメイトがいて、そいつが俺に好意を寄せているらしい。背が高くてエスコートが上手くて底なしに優しくて良い奴なんだ、おまけに俺の体の事情を知っている、それでも尚気味悪がらずにいてくれるありがたい存在でもある


嫌いじゃない、むしろ好きだ


同じ空間にいてこれだけ安心できる人は他にいない、まるで陽だまりのような



ヴィオラ「どうしました?何か悩みでも?」

香澄「俺、オラさんが好き………」

ヴィオラ「…え?」


…ヤバ、もう引き返せない

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