少し離れたところで見ていたおじさんは僕に近付いてきていきなり両方の乳首を力いっぱい摘んだ。


「あ゙ぁんっ!はぁっあっおじしゃっおちんちんっくらしゃいぃっ!なかまでっほしぃのぉっ」

「君は実に良いね。私の洗脳薬を飲んでも自我を保ち私欲を口にするなんて…それに」

「おじしゃっ、あっあ゙ぁぁーっ!」


乳首を引っ掻いていた爪が伸びて痛め付けながらおじさんは僕の首に牙を立てた。
少しずつ力が抜けていくのが分かる。
離れる頃にはもう力が入らなくて脚を開いたまま床に座っていた。
血が足りなくて眩暈さえ感じる。
おじさんは元はお父さんやリチャードと同じ吸血鬼だ。


「私は君程美味しい血を知らないよ。ご馳走様」

「や、ぁっ、おじしゃ、おちんぽっちょぉ、らい…」

「すまないね、今日中に実験を終わらせないといけなくてね。何て言ったって明日はハロウィンだ」


そう言って唇の血を舐め取って最後にキスを一つ残すとおじさんは入口へと向かっていった。
体はまだ疼いたままで血が足りていない体はクラクラする。
力が抜けて意識が朦朧としていたら目の前に誰か立っている。
おじさんが帰ってきてくれたのかと思ったけど違う。
目の前に立つ人はここに居る筈もない人で背中に生える立派な漆黒の翼が視界に映った。








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