海賊 | ナノ

小話





「そういえば何で薙那と知り合いだったこと言わなかったんだ、キラー」
「俺はちゃんと言ったぞ。春に委員会決めがあったとき、女子の期待の新人と同じだ、と」
「うわ、聞いてなかっただけとか」
「あの時のお前の返事は曖昧だったからな。そんなことだろうと思った」
「るせー!」
「お前、本当に部活にしか興味ねぇんだな…」
「お前は色々ありすぎなんだよ、ロー!」


バスケ一筋なキッド。






他に有名な知り合いはいるのか?」
「えっと…ロビンのクラスメイトはだいたい。ペンギンさんにエースさんにルッチさん、カリファさん、カクさんも知り合いです」
「え?それ結構有名過ぎねぇ?」
「エースっつったら校内で一番強ェじゃねえか…」
「えぇっ!そうなんですか!?優しくしていただいてたから全然そんなふうに見えませんでした…」
「「(もしや狙ってんのか…)」」


エースはちょっと狙ってたり?







「ペンギン、お前も何故言わなかった」
「…別に、理由はないが、」
「が?」
「俺の交友関係をキャプテンはすべて知る必要はないかと」
「っ!(まあそうだが)」
「キャプテンおれはー…」
「お前は後でかわいがってやる、キャス」
「えっ 俺だけ?!」

うまく逃げたペンギンさんに逃げ切れないキャスケット(笑)


- ナノ -