勇 ひかり
いさむ ひかり

闇を抱えて生きる青年。気だるげだが責任感はある。自分から他者へベクトルを向けるのは何ともないが、他者から向けられるのは大の苦手。女の子を口説くのは得意だが言い寄られるのは無理。
自分以外の家族を心中で失くし、自分ひとりが生き残った罪悪感から何度も自殺を試みている。が、一家心中を促した英賀保の呪いでその全てが未遂に終わっている。
ハトリと出会い、ある事件をきっかけに彼女と共に生きることを選ぶ。それ以来、ナンパも自殺未遂もしなくなった。

黒髪。長い横髪をピンで留めているが、あまり意味を成していない。前髪が跳ねているのは天然かわざとなのか。
銀色の目は鋭い。ハトリといる時だけ、その目の奥に淡い色が見えるよう。

その力の名は「勇者のマズルカ」。
その現場で起きた過去の事象を見ることができる。あくまでその場で起きたことのみが見れるので、個人や物質の過去は見ることができない。