アッシュ「まっ、いいかっていいのか?」
トゥールシャ「だって、君がお腹すいたーってだだこねるからさ」
アッシュ「だだこねてない。でも、お腹すいたのは本当」
トゥールシャ「でしょ?ほら、屋台行くよー。お好み焼き奢ってあげるからさ」
アッシュ「あっ、ああ。あっ、トゥールシャ」
トゥールシャ「なにさ?」
アッシュ「いつも、ありがとうな」
ずるっ。今度こそ僕は川に落ちた。軍服がびしょ濡れだ。で、アッシュは笑い一緒になって浸かる。
トゥールシャ「いきなりなにさー。びっくりして川に落ちたじゃないかーははは★もうなんだよー。君まで浸からないでよ」
アッシュ「ははははは。ビショビショだ。」
アッシュは笑って言う。
僕は苦笑した。御礼を言うのは僕の方だ。いつも感謝してる。
トゥールシャ「そうやって」
アッシュの頬を優しく触り、おでこに引っ付けてアッシュに小さな声で言う。
トゥールシャ「いつも笑っていて」
アッシュ「‥?トゥールシャ」
ゴンっ!トゥールシャは、アッシュに頭突きした。
アッシュ「痛いんだが!?」
トゥールシャ「お返しだよばーか」
とアッシュにトゥールシャは、水をかける。
アッシュ「Σ落ちたのはあんたじゃないかー。俺のせいにするな!このー」
トゥールシャ「やったなー」
とバシャバシャかけあい、数分した後水遊び。そして、2人して爆笑。
トゥールシャ「あはははははは★こんなところ他の人達に見せれないよ」
アッシュ「いい年した大人がなにしてるんだって思われるな」
トゥールシャ「ははは★そうだねー。どうする?明日になって2人して風邪ひいたら」
アッシュ「あんたはともかく俺はないな。看病してやるよ。俺、風邪ひいたことないから」
トゥールシャ「へー。僕が風邪ひいたら卵粥でお願いね」
アッシュは、また笑う。
アッシュ「卵たっぷり栄養満天のな。ご飯はてんこもりか?」
トゥールシャ「てんこもり、そんなにも食べられないよ★ははははは★」
アッシュ「さて、行くか。親友」
トゥールシャ「ずぶ濡れのままで?」
アッシュ「サシスにかしてもらうか」
トゥールシャ「あっ、それいいね!祭りLIVEに乱入する?」
アッシュ「乱入はまずいだろ、まあ、乾くまでいるのもありだなー。せっかく綺麗んだしな。あんたと一緒に居た方が楽しいしな。親友。」
花妖精の光が綺麗だ。
アッシュはまた笑っていう。
僕は君の優しい笑顔が好きだ。
僕はあの日あの夜あの時に君の笑顔に救われた。あの日あの夜あの時に僕は生きていると初めて感じた。
それはきっと、僕だけではないはず。君の笑顔が好きだと思ってる人なんて沢山いるだろう。
だから、ずっと君には笑っていて欲しい。君が笑ってくれるから僕は生きることが出来るんだ。
君に会えたことに感謝しよう。
僕は君の親友で良かった。
トゥールシャ「奇遇だね。僕もだよ。親友」
*おわり*
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