?「だから、いきなり来たことがないところに着いたのか」

トゥルーシャ「君は?」

?「かはは。紫木月 愛歌ってもんだ。俺もあんたのことを知らない。お前も名乗るべきだろ」

愛歌は、帽子を深く被りニマリと笑う。さすが紫木月家の者だ。ミステリアスな空気が流れている。

トゥルーシャ「トゥールシャだよ。トゥールシャ・ミシュルト。」

愛歌「かはは。意外だな。簡単に名前を教えるなんて。紫木月は、人を知り愛すぎると殺すんだぜ?」

トゥールシャ「ふーん。凄い習性だねー。ああ、業だったかな。じゃあ、殺してみる?負けない自信はあるよ?」

トゥールシャは、ニコリと笑った。

愛歌「…。かははは。いーなー。そういう自信、叩き潰したくなってくる。かははは。」

愛歌は、トゥールシャに近づく。
その瞬間。
トゥールシャは、剣を抜き、愛歌のナイフを弾き飛ばす。愛歌は、もう一つのナイフをトゥールシャの首元に、トゥールシャは、愛歌のおでこに銃をおいた。一瞬の出来事だ。

愛歌「ひゅー。やるね。かはは。日本人はすぐ死ぬけど、さすが外国人。しかも、軍人だ。簡単に壊れないな」

トゥールシャ「君こそ、日本人のくせにいい動きをしてるね。是非僕の軍に入ってきてよ」

愛歌「かはは。軍なんてむさくるしい親父ばかりの集団だろ?それに、お前、腹黒そうだし。ぜってーお断り」

愛歌は、ナイフをおろししまう。

トゥールシャ「あーあ。振られちゃった。可愛い子で使えるコは、嫌いじゃないよ」

愛歌「かはは。俺はお前みたいな腹黒野郎嫌いだよ。あーやめ。やめ。嫌いすぎて殺せないや。それに、早く帰って西尾維新の小説読み終えねえと」

トゥールシャ「西尾維新?」

愛歌「ググったら一発。零崎人識つー殺人鬼ちょーヤバイ。格好いいから、かははっての真似してんだ。よくやるだろ?キャラ真似」

トゥールシャ「はははは★するねーw僕はガンダムの真似やってたよ。後るろ剣のおろ?とか。まあ、キャラじゃないけどねーはははは★」

愛歌「ガンダムは、シャアがいいよな。最近のやつより昔だろ。るろ剣は、あいつが好きだったな。あのほら、包帯野郎。なんだっけ。」

トゥールシャ「あー、真実くんかー!あの悪役格好いいよね。君とは気が合いそうだよ、愛歌くん」

愛歌「かはは。今からガンダム喫茶でも行くか?その時零崎の小説かしてやるし、るろ剣話でもするか?」

1、ガンダム喫茶!?行く行くー。

2、あれ?大胆プロジェクトは夏祭り企画だよね?



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