「久しぶりだな。トゥールシャ」
「髪切ったの?」
「…」
アッシュは苦笑して僕の側に来て泣きそうに笑った。
「まぁな」
「どうしたのさ?変だよ?久しぶりって久しぶりだけどそこまで久しぶりじゃないでしょ?アッシュ。アッシュ…痩せた?」
「痩せたってあんたな」
アッシュは、頭をかき言った。なんだかいつもと違う。様子が変だ。いつもの黒い服じゃないし服が汚れてる。まるで旅をしているような。でも、顔は綺麗だ。僕は、アッシュの頬を撫でた。
「どうしたのさ。変な顔して…アッシュ?」
アッシュは僕を抱きしめてきた。痩せていた。
「今回の任務辛かった?」
アッシュは首を振った。
「クロスの曲…いい曲だと思って」
「は?…アッシュ?」
「…トゥールシャ下当たってるんだが」
僕は頭をかきアッシュの手を引っ張り人がいないサリエントが光る草むらへ行く。腕も細くなってる気がする。僕は、アッシュを草むらに座らせた。
「サシスくんの声のせいだよ。僕の息子が勃ってるのは。抜いてくれるの?アッシュ」
「Σ////はっ?何言って…」
僕も座りアッシュの腕を掴み口を口で塞ぐ。アッシュの口内に舌をいれ、舌と舌を絡ませる。拒むと思った。キスや性行為は、北大陸の挨拶だけど、僕はアッシュにキスや性行為はしたことない。サシスくんにアッシュに抜いてもらうなんて言ったのは嘘だ。本当はそんな勇気なんてない。アッシュは、大切な親友で、僕の命より大切な人物。だからこそ、簡単に抱きたくはなかった。挨拶程度でアッシュを穢したくはなかった。抱きたいと思っても出来ないと思っていたから。だけど、いつもと違うアッシュを見て、勝手に身体が動いていた。
角度を変えながら、ざらざらとした舌と舌が絡み合う。
いつものアッシュの性格ならアッシュは拒んでいる。だけど、拒むことはせずにキス受けとめた。唇と唇が離れてアッシュは、熱があるように顔を赤くして唇を腕で隠し言った。
「あ…あんたが良ければ抜いてやろうか?」
「へ?」
僕は、顔が熱くなった。アッシュから、そんなことを言ってくれるなんて思わなかった。僕か躊躇してる間に、アッシュは、僕のズボンをズラして淫茎を露わにする。生ぬるい風があたった。アッシュは手袋を外し、僕の自身を口の中に挿れた。美しい長い指。左の白い掌の甲に、痣がある。そんな痣見たことないよ?聞こうとしたけれど、僕にはそんな余裕がなかった。
「ん…アッシュ…はぁっ」
押し寄せてくる快感。足が竦む。アッシュの雪のように白い手がぎゅっとソレを撫でながら裏筋を舐めていに、舌を傘へと移動する。
「ん…はあ…」
いやらしい音が、耳を刺激する。
ダメだ。頭がおかしくなりそうだ。
「ん…気持ちいいか…?」
そんな状況で、アッシュが上目遣いをして聞いてくるから反則だ。
我慢していた白濁が、一気に外へ出しアッシュの口内へ入っていった。アッシュは飲み込まなくていいのに、飲んで口を拭き苦笑して僕の頬を撫でた。
「アッシュ…そんなの飲むなよ」
「はぁはぁ…飲む以外に…考えられなかった。まあ、…あんたのやつだし…な」
嬉しいと思う僕はどうかしてるのかな。理性なんて吹っ飛んた。萎えるどころかまた勃った。ああ。僕って奴は。
「トゥールシャ?」
「…アッシュ…今夜だけでいいから」
「抱いていいかな?」
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