トゥールシャは、剣をとり動けないと思った足を動け動けと念じた。ーよし動く。男のナイフを剣で防ぎ、ナイフを弾いた。

トゥールシャ「そこまでだよ。逃げろっ!」

?「え、でも」

トゥールシャ「早く行け!…」

トゥールシャは、上着を少女に着せ、今度はゆっくり聞かせるように耳打ちした。

トゥールシャ「早く行って。来た道分かるよね?」

紫木月のゴスロリ少女は、こくんとうなづき見えない速さで去っていく。さすが紫木月だ。身体能力は並大抵ではない。そして、彼女が逃げたのは、自分には敵わないという意思表示だ。うん、中々の判断力だ。そっちで正解。


?『なんと、私の攻撃を止めるなんて素敵な方ですね。』

身震いする。こいつから甘い大麻の匂いが鼻腔を刺激する。臭い。多分、この男が元締めか。

『敬意を賞して私の名前を貴方に教えましょう。軍人殿。罪惡 水留魔(ざいあくみるま)と申します。私を止めたこと後悔させましょう』

トゥールシャの顎を上げる。

トゥールシャ「!?」

罪惡『おや、よく見ると綺麗な顔をしていますね』
罪惡は、トゥールシャの眼鏡をとり踏み潰す。そして、触れるだけのキスではなく、口内に舌を侵入していく。大麻の甘味や苦味が口内に充満し舌を這わせ奥へと侵入していく。


ああ。凄く気分が悪い。


トゥールシャはふっと笑う。罪惡の這っている舌に自ら舌を大胆に絡めていく。罪惡は目を見開いた。同時に腕を持っていた手が緩まる。トゥールシャは、罪惡の一瞬の隙を見落とさなかった。そのまま、罪惡を押したおして、濃厚なキスを繰り返す。ようやく、口内から舌を出した時、銀の糸が落ち罪悪の頬に垂れた。銀の糸を舐めとり、トゥールシャは、胸にある突起まで舌を這う。突起までさしかかり、こんどは指で弄び、妖艶な笑みで、罪惡の上に座り言い放った。

トゥールシャ「僕は、ヤク効かないんだ。罪惡 水留魔くん。慣れてるんだよ。軍人だしね。いいよ。シてあげる。シて欲しくて僕を誘ったんだろ?」
魔王のような笑顔で罪惡のシャツを脱がせて行く。罪惡から初めて笑みがなくなった。

罪惡『気に食わないな。私の上に乗るなんて』

トゥールシャ「あははは★僕の口内に不法侵入した罰だよ。それに、僕が受けるなんてありえないんだよねー」

トゥールシャは、罪惡の胸の突起ばかり執刀に指で弄る。

トゥールシャ「下苛めて欲しい?そうだよねー快楽に溺れたいもんねー。あーでも、そう簡単にはイかせてあげないから。僕の下で懇願しろ」

罪惡『懇願するのは、貴様の方だ』

背後から来る男のバットでの攻撃を俊敏に退け、回し蹴りをし攻撃をかわす。

トゥールシャ「もう、危ないねー。」

もう一度来るがトゥールシャは、逃げ切りその場から離れた。

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