アラカル



薄暗い地下水道、ここに死神の情報があると聞いてカルルはやってきた。
辺りは視界が悪く、少し先すら闇に包まれている。

足もとをチロチロと鼠が這う。それを軽く避けながらカルルは地下水道の奥へと進んでゆく。

そして辿り着いたのがエリア28。
ここにくれば何かが分かるだろう、そう情報屋の男が言っていた。





「姉さん、大丈夫…?」

床に溜まった泥水を跳ね飛ばさない様に細心の注意を払いながらカルルはニルヴァーナを操る。
いや、操ると言うよりは女性をエスコートすると言った方が正しいのか。そっとニルヴァーナの手を引き、カルルは深部へと歩みを進めてゆく。



その背後には黒い影が蠢いていた…。


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アラカルを書こう!
と思い立ったが吉日、勢いで書いたけど続かなかった






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