※頭の悪いただの妄想
あなたはだれ?
(ゲ、ガキに見つかっちまった)
はなすことができないの?
(言葉までは通じてない、か)
そうなんだ…。
(それにしてもこのガキ、何で俺が見えたんだ…?)
ねぇ、あなたはぼくにしか見えてないの?みんながぼくを「影に向かって話しかけるおかしなやつ」って言うんだ。
(そりゃそうだろ。むしろさっさと俺の存在なんて忘れたら良いだろ)
あ、やっぱりみんなには見えてないんだ。
ざんねんだなぁ…みんなに新しいともだちだよって紹介したかったんだけどなぁ…。
(『友達』だぁ?ほんとこのガキ、頭オカシイんじゃねーか)
やっぱりおかしいと思う?だいじょうぶだよ、ぼく、もとからおかしな子だから。
(オイオイ、自覚アリかよ。俺も厄介なガキに捕まっちまったな)
ヘンなものが見えたりするんだ、あなたみたいな、ね。
(待てよ、『見える』って事はそれなりに力を持っている訳だ)
―……おい、ガキ
えっ?な、に…?
―こっちだ。お前の影だ、影
うそ…話して、る
―話せたら良いと望んだのはお前だろ
そう、だけど…。本当に…?
―あぁ。お前の持つ力って言えばいいか、アレだ
そうなんだ。こんなにも、すてきな力だったんだ
―素敵か?皆から気味悪がられてる力だぞ?
そうかもしれない。けどあなたと話ができた
(ホント変わったガキだな。乗っ取りは楽そうだけど。当分は付き合ってやるか)
―じゃあ、もっと教えて欲しいな。お前の事や、その力の事…
-----
頭の悪い捏造話
本体さんと乗っ取りさんの話だよー
以下妄想
本体さんは昔から変な子として家族とかからも遠ざけられるような存在で、ひきこもりがちな子だって、そこに乗っ取りさんが影に取り付いちゃったみたいな感じ。
最初は乗っ取りさんは大人しく取り付いてただけなんだけれど、徐々にに年月を重ねるにつれて本体さんを支配していって現在に至るみたいなそんな妄想。