メモリー・デリート


・ある意味ネタバレ
・SARUがヤンデレ


「探したよ、なまえ」

そう話し掛けてきたのはかつての幼なじみ、今はフェーダの皇帝として世界を脅かしているSARUだった

「なんの用よ・・・」

「迎えにきたんだ、あの時の約束を果たしに」

そう言ったSARUは、私の手を強く握った

「いやっ、離して!」

「なまえも変わったね、昔は僕の力に怯えずにいてくれたのに・・・気に入らないな」

目の前でSARUが何かをした、意識がぼんやりする・・・

「僕のことしか考えられないように、記憶を改ざんしてあげるよ」

意識がなくなる直前、視界に映ったのはSARUの濁った瞳だった


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SARUの能力がネタ的には美味しいです
性格に狂気を孕んでるせいでヤンデレに違和感がないからか、めちゃくちゃ書きやすい
補足しておくと、夢主ちゃんはSARUが能力に目覚めてからもビビらず接してました しかも、SARUからプロポーズ(っぽいもん)を受けてます あと夢主はセカチルじゃありません


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