※私宅イギーではなくゼソン様宅イギー
イギーから
「15時頃にクッパ城へ来なよ、カップケーキ焼いたから一緒にティータイムしようぜ?」
と連絡があったので、城に来たのだが…
「なまえ、来てくれたのか てっきりすっぽかされると思ってたなぁ」
何故かイギーはギャルソン風の服に身をつつんでいたので
「イギー、その格好どうしたの?」
と聞いてみたら、理由はイギーの気まぐれに近いものだった。
「ウキャキャ!なんとなく着てみただけ…、まあ強いていうならカフェの店員ごっこ」
なんて言って、ノリノリでカップケーキ運んできたイギーの横顔にときめいてしまう私も私だけど…
「なあ、なまえ食べねーの?」
「…イギーが作ったって聞くとなんか不安が」
コクッパ内でもトップのお調子者で頭もキレる(本人は秀才ではないと否定したけど)イギーのことだ、何か混ぜられてないかを疑ってしまい食べられずにいた。
「そんなの混ぜるわけないだろ?…疑われてるってことはオレ信用されてないのか、悲しいなあ」
「えと、あの、そういうわけじゃないよ!」
(そんなに悲しそうな顔させたくて言った訳じゃないのに)
むしろイギーのことは好きかもしれない、彼のお調子者っぷりが度を超えているせいで警戒心が未だに拭えていないだけで…
「まあ、なまえがどう思っていてもオレはお前のこと好きだぜ?」
イギーから告げられた突然の告白を聞いて
(イギーも臆病になってただけで、私達両想いだったんだ…!)
その返事代わりに私はイギーが食べようとしたカップケーキを食べる。
今はまだまだ臆病できちんと話せるかは分からないけど、これから一歩ずつ進んでいければいいなと思いながら
(ウキャキャ!これって脈ありと考えていいんだよねぇ?)
(…うん、あとカップケーキ美味しいよイギー)
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ゼソン様から以前頂いたギャルソン風イギー絵で夢を書いてもよいか尋ねたところ、許可をいただけたので!
一人称オレでNOT秀才なイギーも好きです。
…なんで後半シリアス気味になったかは私も正直分かりません、ほのぼの書いてたはずなのに
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