夢は夢の中で見ろ


※学パロ(クーキーは教師)
※擬人化か原型かは想像にお任せします
※クーキー視点


「クーキーせんせえええええ!!」

「朝っぱらからうるせえなあ、オレこれから仮眠しようと思ったのに」

「匿ってください、追われてるんです…」

「なまえ、一体何をやらかした?」

「ひっどい、私優等生で通ってるんですよ?なので結構モテるんです!…そのせいで変な奴に目をつけられちゃって」

えっへん、と言いたげに自信満々だったなまえが途中で一転して、泣きそうになっていた

これはこれでイケるが、オレのなまえに付きまとうなんてチーツィじゃねえんだから…
ソイツの名前聞き出して劇薬投与でもしてやろうと一瞬思ったが、流石にやめておこう

暫く研究室に匿ってほしいという頼みを断る理由もなかったので、授業開始までなまえと二人きりの時間を楽しむことにした
校内では天才だけど変人で通ってるオレの立場上、
研究室にはまず人が来ないからだ

「なまえ、何飲む?」

「んー、ココアがいい…」

「いっつもココアしか飲まないから、もう用意できてるぜほら」

なまえ用に置いてあるマグカップを差し出すと、
多少落ち着いたなまえは一息ついてからゆっくり飲みだした「そういえば、進路表の提出期限過ぎてるのにお前が出してないの話題になってんだけど」

「だって…」
しどろもどろになってるなまえに代わって口火を切ってやるのがオレだ

「もう卒業間近だし、いっそいっちまえよ。」

なまえはオレのってさ
なまえの顔が一気に赤くなる、そもそも告白したのお前なのに
「就活やら全くしてなくて首かしげられてんだから
バレるの時間の問題だろ?進路表にオレと結婚しますとでも書いてみろよ」

オレを除く教師陣は
ぶっ倒れると思うけどな!
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夢に教師クーキーが出てきたので
タイトルはりょうきてき様からお借りしました
※念のため言っときますが、なまえのストーカーはチーツィじゃありません


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