第一回裏町式攻め談義

春姫とニャンコ、ゲストとして和正の三人に語っていただきました



第一回裏町式攻め談義






春姫、文中では以下春「第一回裏町式攻め談義を始めまーす」
春姫はやる気無さげに始まりの合図を告げる。
ニャンコは深々とため息を吐いた。
ニャンコ、文中では以下ニ「そんなにやる気が無いのなら棄権すればよかろう?」
ニャンコはふぁぁと欠伸を漏らす。
和正だけは何時も以上にニコニコと笑みを浮かべ、自分の出番を今か今かと待っていた。
春「そういうお前こそやる気ねぇじゃんか」
春姫はニャンコをみやる。
確かにニャンコはあまり興味なさげだ。
ニ「倖意外に興味など有るわけ無かろう。何せ、この世で倖が一番愛らしいからのぅ」
ニャンコの言葉にカチンと来た春姫は机をばんと力強く叩く。
春「今のは聞き捨てならねぇな!一番可愛いのは絶対に響だ!」
ニャンコはふんと鼻を鳴らして嘲りの笑みを浮かべた。
ニ「あれは比較にならん。幼すぎる……貴様はロリコンだったのか?」
ニャンコはニヤニヤと嫌な笑みを浮かべ、春姫との恋人自慢論議が熱中し始めると勢いよく乱入者が現れた。
和正、文中では以下和「何をおっしゃっているのですか!俺の聖が一番に決まっています!」
突然の乱入者に二人ともにらみを効かす。
しかし、こうなってしまった和正は最早誰にも止められない。
和正は闇識への愛を語った以上に熱を込めて愛を語りだした。
和「確かに倖サンは美しく、響サンは可愛らしいです。……しかし、聖は美しさもさることながらあの可愛らしい笑顔。鈴の音のように清らかな……etc.etc.」
そこからは和正の独壇場。
春姫とニャンコは和正が満足するまで延々と聖の良さについてを説かれたのだった。



fin.

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