僕は愛が欲しいです。愛してるよ、と言ってくれる人がいました。
僕は人を信じることができません。
それでもその人は愛してると言ってくれます。

僕には愛した人がいました。だけどもうその人に合うことはできないと、僕を愛してくれる人は言います。
僕を愛してくれる人は、僕が愛した人を殺したと言います。

僕は人を信じることができないので、その言葉も信じられません。でも僕を愛してくれる人は俺を信じろともいいます。だから今回は僕を愛してくれる人を信じてみようと思います。

だから殺しました。僕が愛した人を殺した、僕を愛してくれる人を殺しました。

僕の最愛の人を殺した、だからお前も死ねばいいと言って殺しました。

やっぱり人を信じることは嫌なことでした。信じたから殺さねばならなかった。だから僕は人を信じることをしないのです。

僕はこれから僕が愛した人を探しに行きます。もう誰も信じません。だから会えないなんて言葉も信じません。

今から行きます。待っていてくださいね。


僕の愛した人。
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