極論でしかきみを理解出来ない
単なる譲歩を愛だと信じるこどもたちへ
恋しかった日々を忘れませんように
その百年を越えてゆこうか
怠惰と欲望を神とする
与えられた涙に耐えうるだけのふてぶてしさ
それが何に変わるって
静かで退屈で長ったらしい
哀歓の花唇
殺すつもりはなかったと言っても良いだろうか
絶望を歌にする
死にたいと感じなくなった空虚
野ざらしのけものにも似た
愚かしいところに繋ぎ止められた命
誰かが期待しているほど綺麗な理由ではない
やがてこの世で最も単純明快な真理に歩み寄ろうとする
上手に騙されてくれるならば
きみは白昼夢が好きだった
その傷を目印に
言いなりになってはくれないんだ
解き明かせないことで充ち溢れている
太陽を騙す
救いようがない生き方
僕にだけ優しくできないのと同じ理由
もうすぐ春が来ます
そんなのにかこつけて堕落する
守られる破壊力の分だけ後悔を吐く
フォトンベルトなんて無いんです
善意を全うすること
余った世界の寄せ集め
矯めつ眇めつ
知らぬ存ぜぬ
the not too distant future(そう遠くない未来)
彼女の隣に重力は無い
クーデター失敗
最後は死んでもいいよ
輪郭を持った夜
何回でも繰り返せる
あなたはときどき本当のことを言う
五感の故障を待て
スプーン一匙の砂糖で救われる人
流暢に生きることが出来ない
罵倒を振りかざす
お前の話す言葉はつまらない
かじかんだ夢たちにあたたかな息を吹きかけても
神様は数を打っても当たらない
心の向こうを台無しにして、やむなく一生は始まる
怯懦は音もなく
誰もが諦めたことをしよう