：右折すれば青梅
夢よがり／知り眩み／絶え止まり／欲踏み／色裁き／夜吐き／罪吊し／暮れ揺らし／現引き／記憶詰まり
まるで掴み損ねた誤算だ
お前とは一生分かり合えない気がする
空っぽの弱さだけだよ
いつかの無力
泣いてよぼくのかわいいくん
わたしが居ない思い出の話
いつになったらここを出られる？
息を殺して明かした朝は
瞬きは花の咲いた音
青空にさえ花を咲かせる
それは忽然と姿を消した
たくさんの死を胃に蓄えている
ばかは嫌いです
意識は予感で出来ている
濾過した光を吐き出す
与えられた命題は優しい抱擁で苦しめた
不、あるいは非
これらを完全に理解し切っている者がいったい何人居るというのだろう
煮え切らない矛盾の波紋に取り込まれていた
真っ赤な唇の軌道に沿って
所詮は文学の玩具だ
※空気感染します
輝く露に照らされた日々
あるがままを憎んだ
数多の真理の内からひとつだけを選ぶ
道楽へ引きずり込まれないように
今日が新しい嘘
逃げ切れない跡
生活の学び
百億の思い違い
ありふれた感傷の授受
掌握する向こう見ず
夢の指に噛み付く
いずれ劣情が起きるだろう
道化にならなくちやあ不可ません
突き刺されば黄金の合図
遠回りの道連れ
容赦ないくちづけを