花の底で息を止める
おまえの空が青い間は泣くことも出来ない
そんな言葉さえ吐きたくなる
宇宙のステージ、ミラーボールは地球
これが一体何に見える
甘えを許そう
古くは秩序と呼ばれていた
鮮やかな昼などあるものか
それは不特定多数の誰かである


酔わせるものだけが真実
やさしい人
いつか飲み下した肌の色
You should love me more!(私をもっと愛するべきだ!)
天国に蜜を塗る
夢の隙間も与えない
大切なのは、私ではなくなること
きっとその方が幸せだからだ
感傷よ僕を殺さないで
器官は溢れて止まらない


難しい言葉で語る
愛しいと思うのは僕の勝手
泣き果ててしまう
甘くしなだれゆるやかに廃る
なるべく美しく嘘をつこう
教育は味を占めて
吐いては食べ吐いては食べ
励ましの言葉はいつも空で笑うんだ
その傷の痛みに慣れましたか
もう何もしたくない
おまえを境に
ゆっくりおやすみ


未来に泣くのとおんなじだ
かつて自由への招致を欲した人間は
二度目の永遠
魅力的な孤独
不完全を気取る内は自分を愛せる
おまえの血潮は満足か
鉛の鱗では錆び付いてしまうよ
荒廃の中にある
連続的な残滓に過ぎない
一人で絶望するにはあまりにも非力だ


ただ過去は磨り減っていく
言いなりの凶器が欲しい
すべてを振り翳すだけだった
唇の続きは行方知れず
希望と呼ぶのはやめてください
朝を削って夜を齎す
夜闇を身に纏う
途切れぬ残像の口付け
孤独に打ちひしがれた少年を殺しに
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