温もりで出来た生き物
人々が向かう先
記憶の海に沈む
馬鹿どもの夢の跡
駒鳥の死と埋葬の哀歌
リフレインで溶ける
こんなにたくさん要らない
その昔僕はこどもだった
きみを知らない世界


言い澱んで喰らう
唇の届く距離で
夢を紡ぎ愛を吐いた少女
その頃のわたしたちにはひどく魅力的で
さあここで眠ろうか
彼女は食傷気味なのだそうで
幽けき寂寞の回路
そう言って足の甲を舐めた
男という生き物はね
世界のあらましを知った気になって


科学は夢を破壊する
そんな言葉は無くていい
彼が欲しいと言うので
許されぬ恋ってなんだよ
ブレエキを掛けるだけの力
美味しければいいよ
気取った少年
優しさだけで生きていくのか
架空の人々
光を生む深呼吸


切なさに癒着する
戦って死んだあいつら
そっと頬を撫でてやるのだ
苦しみながら死のうか
未熟な魔法
いとしさに抱かれるのさ
僕の好きな人に似ている
見上げた空は狭かった
手と手を合わせて
i dont wanna walk around with you.


ただ微笑むこといみじう愛しく
男、女を知らざれば
ただひとりのみぞ食ひける
やうやう流るる昨日
つゆ微睡まれず
あはれ悲しと思ひ嘆かる
この花の散るを惜しうおぼえさせたまふ
いとうつくしうてゐたり
ひが耳にや
朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり(いつ死んでも悔いないように生きろ)
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