分かれた空を繋げる手だて
舞台女優に恋するのは勝手だろう
それを汚いと言うなんて卑怯です
感覚の遺失物
昇華した苦悩は落ちぶれた芸術
褪せてもいいと思った
白い吐息が物語る
愛の目盛り
結局何も奪えぬまま
いよいよ目を開いてみれば全てが視えて、それが煩わしくて仕方がない。だから私の祈りは懇願でも敬愛でもなく、ただの逃避でしかないのだ。
天網恢恢疎にして洩らさず
次は爪を剥いでやろう
欠落した情念
聞いてくれマグノリア
記憶の売買
溺れたんだから助けてよ
娯楽にもならない
きみ、笑顔が上手だね
舐めたら甘い味がした
積み木崩し
放物線から滑り落ちた
消去法で生き長らえた存在(つまり生かす価値があるのではなく、殺す時間を与えるほどの人間には値しないということ)
光芒を捉えて
解き放つ為の呪文
きみが居ないなら地球の欠片だって要らない
そっと首を絞めたとき
きみはぼくを駄目にする
諦めきれない衝動
嗚咽は聞こえないふり
きみには失望した
戦線離脱
言い訳を聞かせてよ
飼い慣らすのは簡単だ
淫らさがまた滑稽
片っ端から壊していけばいいんだろ
明くる日の出来事
星になることだけが小生の望みで御座居ます
盲目故に見えるもの
説得力はいらない、無理矢理にでも私の手を引いてくれ
一度死んでみようと思います
死線をくぐり視線を外す
崩壊の前戯
夢の末路を辿る