「やあ、ナマエちゃん★」
「あ、まぐろくん久々だね」
「良ければ暇だからぷよ勝負でもどうだい?」
「あ、うん!こっちも暇だからい「こ・ん・に・ち・は。甘〜いお菓子でもどうかな?うん、勝負の前には頭を使うわけだから甘いものを食べようね。はいナマエ、そこのキミにもどうぞ」
「どうも★」
「凄い量だね…あ、ありがとう」
*
「それで虫は飛んでいった」
「そうなんだ。その虫綺麗だった?」
「青と紫のちょうちょ」
「いいなぁ、見たかったよ」
「一緒に探しに行く」
「うん!そうしょ「こ・ん・に・ち・は。お出かけする前に落ち着くためにちょっとビターなお菓子でも食べて気を落ち着けようね。ナマエは女の子なんだから怪我なんかしたら大変だからね。シグくんもどうだい?」
「いらない」
「私もさっき食べたしいいよ」
「まあまあ、遠慮なんてしないでいいからね」
「むぐぐ、もぐもぐ…」
*
「その本は終わりが作られないまま作者が死んでしまったんだ!
その後どんなに研究者がその謎を解こうとしても解けなかったそうだよ。」
「それは凄いなぁ、その謎はもう誰にも解けないんだね」
「ロマンを感じるな」
「感じるね」
「そうだナマエ!今からその本を読みに行かないかい?」
「うん!稀代のミステリーを体験しに行こ「やあ、こ・ん・に・ち・は、ナマエ、クルーク。本を借りに行く前に暖まるようにホットチョコやココア、暖かい気分になるように甘〜い甘いお菓子をあげようね。本を読んでる途中に寝ちゃわないようにナマエのはミルク少なめにしたからね」
「えっ、ちょっそんなにいらないよ!何この量」
「はい、クルークの分だよ」
「あ、ありがとうございます」
「それじゃあまたね、ナマエ。暗くなる前に帰るんだよ」
「………………」
「ナマエの凄い量だね」
「クルークのと差がありすぎでしょ、手で持てる量と抱える量だよ」
「置いてくるにしても食べきるにしてもこの時間じゃあ図書室に行くのは無理だね。図書室に食べ物は持ち込みアウトだし」
「さっきから何なんだろ」
「さっきからって、さっきもレムレスに会ったのかい?」
「もう今日で3回目だよ。その度にお菓子貰ってるんだ」
「…ふーん」
「シグと話してるときなんて断ったらお菓子口にねじ込まれるわ、その間にシグ帰っちゃうわ散々だったよ」
「わざとかも」
「…え?」
「ナマエが他の人と楽しそうに話してたから邪魔したのかもしれないね」
…そう考えてみれば。
お菓子の使者
「もしかして毎回邪魔する為にお菓子渡しに来てた?」
「ふふふ、まあそんなことより甘い甘いとろけるようなお菓子を食べようね」
わからないなあ……
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邪魔者シリーズに入れるか迷ったけど此方へ。
最初は病みにしょうかと思って書いたけどならなかった。
病みって難しいですね。
*20111007