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「寒いなー、気を利かせて焚き火とか、それで焼き芋とかしないのかなー」


「お前なぁ、それ押しかけてきていう言葉か」


「いや、遊びに来てやったのにこんなに寒いから」


「まあ、確かに今日は冷えるけどな」


「もう帰ろうかな。ついでにレムレスの家に寄って暖かいお菓子でも貰いに行こうかな」



「!!
ちょっと、待て」


「ん?美味しい焼き芋を作るから行くなって?」



「一回焼き芋から離れろ!そうじゃなくて寒いなら暖まっていけよ」



「……暖房器具も何もない洞窟でどう暖まれと?」



「だから、一緒に暖めあえばいいだろ」



「何故に手を掴んで……はっ!シェゾ…そういうこと!?」



「は?何がだ」



「ヘンタイ!何をする気だ!!」



「何でヘンタイになるんだ!!おっ…おしくらまんじゅうしょうかと思っただけだ!そしてヘンタイって言うな!!」



「逆に白々しいわ!おしくらまんじゅう、ってこの年になってすることかい?!」



「ま、待て!」



「じゃあねシェゾ!あ、間違えたばいばいヘンタイ!」






「……何でヘンタイなんだ?
確かに抱き締めて暖でもとりあおうと思っていたが…ヘンタイか?」




*2012’1/3(アップ日)
*拍手設置期間
2011’11/21〜2011’1/3


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