※レムレスさんが若干病んでる
「ふぅぅぅ」
「深い溜め息何かついちゃってらしくないね。
レモンキャンディでもどうだい?すっきりするよ」
「あー、ありがとう。
いやー昨日色々あって疲れちゃってね」
「そりゃあ、図書室で歴史書10冊読破した後にシグと虫捕りなんてしたら疲れちゃうと思うな。
実は転んで擦りむいた膝も痛いんでしょ?」
「確かにあれは自分でも無茶したと思うよー…
え?」
「え?」
「え?」
***
「クルークといつも何の話をしてるの?」
「本の話とか、僕まじグレイト!な話とか、レムレスの話とか、レムレスの話かな。
…先に言っておこう。
後輩の居る場で楽しく会話するのに必要のないその怪しげなものはしまおうか」
「だいじょうぶ、ちょーっとクルークにお仕置きするだけだから。少し痛いと思うけど死んじゃったりはしないからだいじょうぶだよ」
「いちばんそれを止めて欲しいんだけどね」
「いつもナマエと楽しそうに話してるのが悪いと思うんだけどなぁ」
「逆恨みダメ絶対」
***
「……あー、駄目だ」
「どうしたの?疲れたなら甘いものでもどう?」
「振り向けばいつもレムレスが居るような気がしてそわそわしちゃうのとか、クルークがレムレスに制裁喰らってないかとか、いつかレムレスが人権的にアウトなことに手を出しちゃわないかとか考えちゃって最近レムレスしか頭にない」
「ナマエ、それは恋だよ」
「全国の恋さんと恋してる人に謝れ」
Q.夜眠れないのはどうしてですか?
A.振り向けばやつは居る状態でストーカー、俗に言う病デレとかいう奴が犯罪に手を染めないか気が気でないからです。
*20111217