あれから2ヶ月。
仕事とか色々忙しくてあの公衆便所には行っていない。アイツ可愛いかったなぁって思い返しては会社帰りに公衆便所に行ってみようとか思ったけど、さすがに体力が持たなかった。

そんな事を考えてたら何だか急にビールが飲みたくて、でもこんな夜中だからコンビニしかあいてないし。
だからコンビニ行ったんだけどさ。今現在コンビニの中にいるけど、あまり身動きできない。
何故って…………

「え、あ?…織さん…?」

あー…見つかった。
公衆便所のあの男。
夜中にコンビニなんか滅多に行かないし、今回は本当にたまたま行っただけなのに運がいいのか悪いのか…。
目もあったし、俺の名前を呼ぶ声もちゃんと聞こえたし。でもなんとなく気まずくてついついシカトして本を立ち読みしはじめた。

男は少しあたふたしながらも近寄ってきて何も言わずにこっちを見てくる。
ずっとこっちを見てくる視線がぐさぐさ刺さってきてもっと気まずかったから話しかけてみた。

「ちょっと…こっち見すぎじゃない?」

顔をみたら男はニコッて笑いかけてきた。普通自分を無理矢理襲ってきた相手にこんな風に話しかけたり笑かけたりしないよねぇ。

そしてなんか違和感があった。
いつも高そうなスーツを着てネクタイもきちんと絞めていたのに、今日はTシャツとジーパンといったラフな服装だし、長めの髪の毛を後ろで一本縛りにしていた。あ、日曜日だし仕事休みだったのか。

「家、近いんですか…?」

そこから少しずつ話していってお互いの家が近いとか、この本が好きだとかなんだか公衆便所でのことが嘘みたいに思えた。
そして俺はビールを買い、男は何やら飲み物を買ったりしてコンビニの外にでて帰ろうとしたら…

「あ、あの…お酒飲むんだったら、あのっ……家に…」

来ませんか、

うーん…展開が急すぎて何が何だか。
でも顔真っ赤にしてはにかんだ男が可愛いかったからかな、気付いたら男がすんでいる高そうなマンションの部屋の前にきていた。しかも最上階だからね、こんな高そうなとこ俺には無理だな。
ふと、表札が目にはいった。
林原都(はやしばらみやこ)
こんな名前だったんだ。


部屋の中は生活感があまり無くて、家具も色合いも全部シンプルだった。
基本的に黒いものばっかり。
…まてって俺安いビールしか買ってねぇよ、こんなん違うだろ。

とかなんとか考えていたけどなんだかんだで俺の買ったビールを飲み始めた。
俺は所謂ザルってやつだから、いくら飲んでもたいした酔うわけではない。
ずっと思っていたけど、男はビールにあまり口をつけない。

「あ、お酒あんまり飲めなくて、その、」

一本もあけてないのに顔は真っ赤だし目は潤んでるし見ただけで酔ってるのは一目瞭然。
うーん、なんかエロいねぇ。
よーく考えたら自分を無理矢理襲ってきた相手を家に招いたりするくらいなんだからさ、やってもいいんだよねぇ?

「アンタさ、ちょっとこっち来なよ」

よろけながら近づいてきた男をグイっと引き寄せ、俺は仰向けのまま男を抱き寄せてベッドに倒れこんだ。
男はあたふたして起き上がり離れようとしたが、その肩をつかんで動けないようにする。

「今日はアンタの好きなようにさせてやるよ、ほら」

自分からTシャツを脱ぎ去りベルトのバックルも外した。多分コイツには充分な煽り。
男は酔って真っ赤だった顔がもっともっと真っ赤になって肩も少し震えてた。
でも男の手はしっかりと俺の腕を掴んではなさない。
男はスイッチがはいったのかいきなり俺のズボンとパンツをさげ、まだ反応もしてないチンコを口に含んだ。
男の腰を引っ張ってズボンをずり下げ、シックスナインの状態。男のは俺のを舐めてるだけでガッチガチにエレクト(勃起)してるし我慢汁もだらだら。目の前で包茎チンコが小刻みに震えて我慢汁だしてて…まぁ上手そうだよね?うん。
ぱくって加えこむと男は俺のチンコから顔をはなしてだらしなくやらしく喘ぎ出した。

「はぅ、あっあっあっん、すきに、させてくれるってっ」
「うん?好きにすればいいよ、俺も好きにするからさぁ」

そう言って男の髪の毛を縛ってるゴムをとり我慢汁だらだらのチンコに縛り付けた。
ほら、今日はネクタイじゃないけど身近にあるものだし活用しなきゃねぇ。
じゅるじゅる音をたてて吸い付いていたり包皮に舌をさしこんでグルグル舐める。最後にチンコの先端に舌を強く擦り付けた。

「あっ!?あっあっやめ、やめてっあぅ、あああああ!!!!」

腰がビクビク跳ねて俺の体の上に倒れこんだ。あぁ、ドライオーガズムだ。ほんと早漏だし包茎だし短小だし絶対女の子にはモテないね。
でもやっぱり可愛い、可愛い。

「や、もう出したい、おねが…」
「だから、出したいなら可愛いくお願いしろって。」

そう言うと男は息を乱しながら俺の上からよけてベッドに足を広げて座り、顔を真っ赤にしてうつむいた。
手は胸の所でTシャツをぎゅ、と掴む。

いいながめだねぇ。
下はすっぽんぽんなのに上は服きてるし汗をかいた顔に髪の毛がくっついていて、エロいけどそれよりも可愛い。やっぱりコイツは可愛い。

「ぁ、もう我慢できな、ぃ…吸ってぇ出したいっせーしも、おしっこもぉ」
「そんなに出したい?」
「出したいぃ、はやくっはや、」



「どっちも出しちゃいなよ、都」
「え!?あっまって、まって、ぁっあああ゛あ゛あ゛」

乱暴にゴムを外し竿をつかみ、下にグッと引っ張り皮を剥いてやると都は悲鳴にも似た喘ぎ声をあげて動物性タンパク質を噴き出した。
動物性タンパク質が自分の胸や俺にまでかかって、黒いシーツにそれが映えた。
続いて今度は放尿。
シーツがビショビショに濡れてるけどこっちはあまり目立たなかった。
量多いしもったいないから放尿してる最中のチンコにぱくりと食いついてイラマチオ。
喉をならしておしっこを飲み下した。

チンコから顔をはなして都をみると快感からかいつのまにか失神していた。

俺不完全燃焼だし。












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