※公衆便所で〜シリーズ








あの後失神した都の後処理をして、そのまま隣で眠りについた。自分の家とは違うフカフカなベッドで。


―――――




ベッドの中は自分だけじゃなく他人の温もりでポカポカしていた。ボヤける頭でその温もりに手を伸ばすと、温もりの根源がズルズルと動いて俺の胸元にすりよってきた。
霞む視界の中に入り込んできた顔が目の前に、……あ?

「ん………、あ…?」
「あ、いや、これはっ………すみませっん、」

朝イチのちゅーってやつ。何これ休日のラブラブカップルみたいなシーン。
薄々気付いてはいたけどねぇ、自分を襲って無理矢理やったやつを好きになるなんて普通は考えれないよね。
考えれないけどきっと都はそう。

「…お、おはようございま、す…」
「……おはよ」

顔を真っ赤にして俺に背を向けた都の耳は顔と同じくらい真っ赤。まさか俺が起きるとは思わなかったんだろうね。
やっぱりコイツは可愛いと思う。今更ながら公衆便所で襲った相手がコイツでよかったなぁ、とか思うよ。

「ふ〜ん、恥ずかしいんだぁ」
「えっ?うわ、ぁ」

グイ、と都を引き寄せて後ろから耳に一つ、うなじに一つ、髪の毛に一つと軽くキスを一つずつ落としていくと真っ赤だった耳がそれ以上に真っ赤になった。なんだかそれがおもしろくって、もっと何かしてやろうって気持ちになる。
あー、俺は俺で結構コイツが好きなのかもね。今まであの便所で襲ってきた奴等にはこんな感情はなかったわけだし。
緊張して硬直している都の手を後ろに引っ張り、昨日不完全燃焼で終わったせいもあり元気に朝起ちしてる俺のちんこを握らせた。

「ぁっ…!!」
「服の上からでもわかるでしょ?昨日アンタだけ気持ち良くなって勝手に失神したからさぁ、俺そのまま寝たんだよー。だから―――」

コレの処理、お願いね

都はビクリと肩を揺らして体をこちらに向け、遠慮がちに顔をうかがってくる。何をそうビクビクしてるのかはわからないけどね。
俺がニコリと微笑むと、都はゆっくりと俺のチンコを撫で始める。大人しく都を見ていたら、弱く肩を押され仰向けにされた。布団を捲るとゴソゴソと移動して俺の足の間に入り込み、服と下着を一緒に下ろされる。
都が俺のチンコを見るのは昨日と今日の2回だけで、素面の状態で見るのは初めて。都のと違って包茎でもなければ早漏でもないし、大きさもそこら辺のやつよりかは大きいくらいで。

「どう?いつもコレがアンタの中に入ってるんだよ」

都は恥ずかしそうにしながらもうっとりと微睡んだ瞳で、弱々しく俺のチンコを握った。少し口を開いたかと思うと一気にチンコを口内に入れられる。
さっきまでの恥じらいはどこにいったのか、都はフェラに夢中になってグチュグチュといやらしい音がなってるのも気にしていないようだった。
都のフェラはお世辞にも上手いとは言えないものだったけど、一生懸命にやっている姿が愛らしかったから良しとすることにした。

気付けば都の腰がユラユラと動いていて、空いてる方の手が下半身に伸びていた。
フェラをしながらオナニーしているのは一目瞭然。

「アンタも末期だねぇ、男のチンコ舐めながらチンコギンギンにしてオナニーだなんて」
「ふぁ、んくっ…じゅっ、」

都の後頭部を掴んでチンコからおもいっきり離すと、唇とチンコの間にいやらしい銀色の糸がひいた。

「舐めてるだけで満足なの?」
「あっや、やぁ…」

都はハッとしたように自分の下半身をまさぐっていた手を止め、俺のTシャツをギュ、と握りしめた。こういう仕草が本当に可愛いんだよねぇ。
ユラユラ動いてた腰はいまだに動いているけど、必死になって我慢してる姿に頬が緩んでニヤケるのを感じる。

Tシャツを懸命に握っている手をとり、その手を都自身と俺のを一緒に握らせた。
都の手はビクリと大きく震え、手を離そうとしたけど自分の手で都の手ごとチンコを握りこむ。

「ほら、手で握って…腰も動かすんだよ。アンタの可愛い包茎チンコと俺のチンコ。」
「あ、ぁ、し、うぅ…し、織さっあぅんっ」

動きを促すように都の手ごとチンコこすこすと扱き、目の前の乳首をグリグリといじると糸が切れたようにはしたなくあえぎ出した。腰はグイグイとチンコを擦り付けるように動き、俺が手を離した事にも気付かずに夢中になってチンコを扱く。空いている方の手をチンコに導くと素直に両手でゴシゴシと激しく、その様がいやらしくって可愛いくてグン、と自分のチンコがさらに大きく固くなるのがわかった。

都の手は扱くだけじゃなく、先端をグリグリと擦ったり指先で抉ったりと色々。
ぐちゅ、ぷちゅと卑猥な音をたてながら確実に絶頂に向かっていく。

「ねぇ、アンタの包茎チンコ、剥かないの?剥いたらもっと気持ちよくなるんじゃない?」

「あ、あ、あぅっん」と声を漏らし俺の声に従い始めた都は、自分のチンコを両手で握りフルフルと震えていた。

「ほら、そのままちょっと下に下げればいいんだよ〜。ピンクで可愛い亀頭の童貞チンコちゃん、さっさと剥いちゃいなよ」
「あっあっ、や、やぁっだめぇ、ひっあぅ」

中々自分で剥こうとしないから少し手伝ってやろうと都の手を握り込み少し下に下げたたげだったんだけど…こいうが早漏だというのを忘れてたよねぇ…

「ひっ!?あっああああぁあああ゛ぁ゛っあっ!?な、でっなんでぇっ手ぇっ!!はなし、てぇっ!!!」

射精できないように根本をきつく握ると離せ離せと暴れだす。ビクンビクンと痙攣するように震えるチンコの先から耐えきれなかった精液がピュッピュッと溢れ出した。

「剥いただけで射精とか本当だめだめだねぇ」

虚ろげな視線を向けて荒く呼吸を繰り返す都が小さく口を開いたかと思うと、

「しきさ、織さっん…!!」

いきなり都が俺の首筋に顔を埋め、首筋に歯をたてた。小さな鈍い痛みに体に力がはいり、都に組しかれる。

「も、無理ぃっしきさ、ぁ」
「ちょ、っと!!!みやこ、都!!!!」

一瞬の隙俺のチンコを自分の穴へ導きいっきに腰を落とした。慣らしもしていないソコへの挿入に都も俺も顔を歪める。
余裕そうにしていたけど俺も結構きつかったから、というか言い訳だけど…
挿入と共に都の中に射精してしまって、都もその衝撃に射精した。

「くっあ……、ん゛」
「はぅ、うぅっぁっ」



俺も早漏なのかなぁ…
それは嫌だな…









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