「あ、あかね、どうしよう、ぐすっ」

寝てたらいきなり起こされて時計を見るとまだ夜中の二時。何考えてんの。
兄ちゃんも俺も明日学校だっつの。
兄ちゃんの学校は色々特別だからいいかもしんねーけど、俺の学校は普通に厳しいっつうの。

「何、何なの。俺寝てたんだけど。」

兄ちゃんが掌をグーにしたまんま俺の膝の上に置いてきて泣きじゃくって何も言わない。
なんか、濡れてる?っていうか手のひらから何か零れてる。なに、なんなの。
何か言わなきゃわかんないよ、なに?電気つけるよ
そう伝えると首を振って手を隠した。
電気をつけて無理矢理手を見ると零れ落ちてくる白濁とした液。
おいおいまさかだろ、まさかすぎるでしょ。

「兄ちゃん、なに、オナニーしたの?」
「な、に?」

秋が普通の二十歳とは違うんだった。

寝てて急にトイレに行きたくなって起きたらチンコが痛くて、起き上がろうとしてベッドにすれて出た

これが兄ちゃんの始めての射精らしい。

「気持ちよかった?」
「わかんな、い。ねぇ、秋のちんちんおかしいの?あ、かねぇっ」

ぷちん









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