君がアイツばかりかまうから僕はいつもこんな形でしか君への感情を表現することができないんだ。
スキでこうしているわけじゃない。
体が意志とは別に動く。
でも、やめようとはしない。
アイツとくっついて寝てる君の細い首に手をかける。
「…!!あ゛、や、めろっ!やっぐっ、ぁっ」
無言で君の細い首を両手で握りしめたら、すごく苦しそうな顔をして、やっているのは僕なのにそれがなんだかすごく可哀想になってくる。
でも、それでも、僕はやめない。
だって君がスキだから。
僕の手に爪をたてて必死にもがくけど、僕だってそんなに簡単に離すような馬鹿でもない。
どんなに爪で肉をえぐられても。
毎朝毎朝こうやって僕の愛情を伝えようとしても君はアイツと僕の知らない外の世界にいっちゃうんだ。
帰ってきたら僕にアイツとヤれっていうんだ。
アイツが満足するまで。
僕はただ利用されてるだけ。
壊れちゃえばばいばい。
それでも君がスキなのに。
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充電器×人間+携帯
君=人間
アイツ=携帯
僕=充電器
朝おきたら充電器のコードが首にからまって苦しくて起きた太郎さんです。結構毎朝からまってます。
いつか死にそう(笑)