極楽浄土、のはなし


2015/02/22

 たった今、御堂筋夢「極楽浄土」を更新し終えました。
 この話は、御堂筋と夢主が、自分達が一緒に昼休みを過ごすのに最適な場所を探して校内を廻る話でした。「おやかまっさんどした」は、お騒がせしました、という意味だそうです。アニメで御堂筋を演じていらっしゃる遊佐浩二さんの京都弁を吸収するために、ドラマCD「方言恋愛 第三話 京都府」を聴いていたら「おやかまっさんどした」が出てきたので、御堂筋に言って貰いたくなって、挟んでみました。ネイティブな京都弁は本当に情緒的で味わい深いですね。

 京都は神道も勿論ですが仏教のイメージも強いので、六道輪廻と涅槃、極楽浄土を絡めてみました。大学で仏教をかじったら、まだまだにわかですが仏教が大好きになりました。もっと仏教を深く学びたいです。
 墜落、という言葉を選択したのは、御堂筋が自分のことをロボットの機体に例えている為です。仏教用語しかり、御堂筋らしい表現をいつも探しています。

 今回は話の書き始めから書き終えるまでずっと、やくしまるえつこさんの「ノルニル」と「少年よ我に帰れ」を聴いていたので、曲の雰囲気や断片的に聞き取った歌詞が話に滲み出しているような気がします。私はこれを聴くと、今すぐ大切な人を守るために二次元へ走り出したくなります。

 夢を書く時は必ず曲を聴いています。頭の中に映像として夢主とキャラクターが現れ、勝手に流れる映像の中で彼等が私の意思に反して好きに動き回るので、私はそれにBGMを付けて動きを書き取っています。短編映画を文章化するような気分です。
 前回更新の御堂筋夢「薄紅を食む」では、御堂筋が好む新世紀エヴァンゲリオンのサントラのうち、切ない曲、儚げな曲をBGMにしました。なので私から見ると夢主が、何処と無く綾波レイに似ているように見えます。でも御堂筋は主人公のシンジ君よりも、やはりアスカに似ていますね。世の中の不条理を理解し、それを逆手に取って手段に善悪での制限を設けずに、あらゆる手を使って敵を叩きのめす。非常に賢い点も共通しています。御堂筋には深紅のオリジナル、エヴァ2号機がよく似合いますね。

 それでは、また次の更新でお逢いしましょう。2月22日深夜のひじり子でした!



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