「田中!」「りゅう!!」

部屋で漫画を読んでたら外から聞こえた声。
窓開けると花粉が入るってかあちゃんに怒られるから
玄関にまわる。

「開けんのおせーんだよりゅう!!
ちからが、かわいそうだろ!!」

「あ゙ー!わりぃ!花粉症だよな、どーぞー」

2人を招き入れ部屋に向かう。

「田中、ティッジュ…」

鼻づまりに苦しむ縁下に箱ごと渡す。
この時期はいくら俺の部屋だろうと
ティッシュは完備している。

「ところで今日はなんの用事かしら?」

「イヤだわー今日はりゅうちゃんの誕生日じゃないのー」

「プレゼント持ってきたんだよ。」

一瞬、へ?となって携帯の日付をみると3月3日。

「あらーマジか、日付感覚無かったわー」

「はい、これ。」

縁下にわざわざ綺麗にラッピングされてある箱を貰った。

「いつもいつもありがとなー」

「りゅう!!聞いて喜べ!!俺からのプレゼントは
コイツだああ!!」

ベシッっと縁下と叩くのやさん。

「「はぁ?」」と静まる空間。

「だからーちからがりゅうへのプレゼント!」

「いやいやいや、俺聞いてないし。」

めちゃくちゃパニックになる。
縁下がのやさんにぎゃーぎゃー言うのにも関わらず
今日は何してもいいから!
そういって颯爽と消えていくのやさん。

二人になるとやっぱり静かだし意識してしまう。

「田中、」

「ん?ってか開けてもいい?」

聞いているくせにすでにラッピングを外す。

「え?」

箱の中には大量のひなあられが。

「だって今日は3月3日だもんね。」


end!



深夜テンションで書いたのでなんかよくわからないが、


田中のりゅうちゃん!!誕生おめでとー
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -