そうめん

 


「今日の昼飯はそうめんです。つきましてはめんつゆを一気飲みしてくれる奴を募集します。名前が"木"で始まる奴推奨」
「まってエリンギそれ俺もなんだけど」
「アッごめん木葉、大丈夫知ってた」
「おいふざけんな」
「ていうか木葉さん疑いなく自分じゃないと思ってるんですね」
「こういうのは木兎の役目だろ! どこいった!」
「あいつ既にあっちでマネージャーと食べ比べ始めてるよ」
「赤葦、これお茶って持って行って」
「嫌です」
「じゃあ鷲尾」
「嫌だ」
「木葉」
「やだ」
「猿く……いねえ! 小見も! 尾長もか! 裏切り者!」
「めんつゆ飲ませようとした奴がなに言ってんだ」
「ちぇっ……木兎、めんつゆ飲む?」
「ん? なんだおかわりか? サンキュー! ちょっと薄くなってたんだよ! 貰うわ!」
「ちょっ……飲めよ!」
「なんで!? 飲むもんじゃないのに!?」

「エリンギさん知ってますか」
「ん? なに?」
「そうめんって延ばす時にめちゃくちゃ油使うから実際カロリー高いらしいですよ」
「おいなんでそれ私にだけ言った? あっちに誰よりも食ってる女がいるのになんで私にだけ言った?」
「エリンギ最近太ったもんな」
「おいチビぶっ殺すぞ!!!」
「誰がチビだざけんな! お前あんま変わんねえだろ!」
「赤葦お前エリンギに恨みとかあんの?」
「いや特には」


 



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