Heroine



通称:イオン→『被験者(オリジナル)』→リジィ
本名不詳。

ND2003 シャドウリデーカン ローレライ 16の日生まれ、14歳
身長:162cm 体重:38kg 
痩せ細ってはいるが、先天性の女の子。
生後三ヶ月でダアトに連れてこられ、"イオン"と名付けられた。
シンクたち以外には詠師職以上の人間だけがこの事実を知っている。


外見から見た限りは、おっとりとしていて優しげで、どことなく浮世離れした雰囲気を持っている。穏やかで優しく慈愛に満ちた、まるで平和を体現したような微笑みが民衆から人気だった。

内面は腹黒く合理的で、他者を「ガラクタ」と捉える歪んだ価値観と倫理観の持ち主。ディストに言わせれば「微笑んだままでも人を殺す」。
だがシンクに言わせれば「ああ見えてのんきでマイペース」で、朝起きることが苦手。
常に笑顔のままだが、「宝物」の範疇にはいる人間の前では驚いたり照れたりすることもある。
「宝物」の範疇にある人間には甘い。


幼い頃から病弱ではあるが、体力をつける意味も含めて導師エベノスから教わったダアト式譜術の達人。体術にも譜術にも秀でているものの、やはり病弱。
ダアト式譜術以外の指南は第六師団師団長のレネス・カンタビレによって行われた。


11歳の時にヴァンとディストに命じてレプリカを作り始め、『一番目』を"自ら"廃棄処分した。
そんな中でディストの気まぐれで紹介された『五番目』ことシンクを気に入り、自分の元で育てる。


ND2016 シャドウリデーカン・シルフ・1の日の早朝、12歳で病死。
モースによってパダミヤ平原に埋葬された。

が、ND2018 シャドウリデーカン・イフリート・8の日にタルタロスに出現し、生存が判明。
ND2018 シャドウリデーカン・ローレライ・16の日にベルケンドの病院にて『リジィ』と名乗り、ルークたちに自分が女性だということを明かした。


その他人物設定

シンク
被験者の『五番目』のレプリカ。他人にはツンケンしているが、被験者のことは心から大切にしている。
被験者に保護され慈しまれ育ったが、一度モースによってザレッホ火山に棄てられ、被験者直々に拾われた。

アリエッタ
被験者が一番心を寄せた導師守護役。アリエッタ自身も相当被験者に懐いている。
二人がじゃれあう様子を見たシンクからは"被験者のペット"と影で呼ばれている。

イオン
『七番目』のレプリカ。被験者の死後、イオンとして表舞台に立つことになった。
被験者を非常に恐れており、被験者も冷たい態度をとっている。

ディスト
被験者が4歳の頃からの友人(?)で、被験者の主治医。
被験者とはお茶をしながら相談をすることがあるような仲。

レネス・カンタビレ
通称「武神カンタビレ」と呼ばれる隻眼の女傑。
被験者が物心つく前からの知り合い。被験者に基礎体術や戦いの極意を教えた。
被験者は「お師匠様」と呼び慕っている。

導師エベノス
ND2012に亡くなった、被験者に最も影響を与えた人物。享年87歳。
モースはもとより、先々代の大詠師すら太刀打ちできなかったらしい。




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