13/01/05/ (Sat) 15:23
ポケモンと牧場物語くらいしかゲームをプレイしたことがなかった私が初めて手を出したのがテイルズでした。
3DSからアビス…ひいてはテイルズを始めた私的に、アビスをプレイしてクリアしたときなんか虚脱感のような感動のような何かに襲われた私は、どっっっぷりアビスにはまりこみました。
そして色々考えているうちに、作品内にちょびっと語られているだけの存在ってとっても気になりはじめたんですよね。
それがオリイオ様なんですが。
元々緑髪病弱生意気少年萌えな私がアビスをプレイして、一番最初に好きになったのがイオン様だったのですが、シンクの散りざまに切なくなって、フローリアンにうるっときて、そして興味を持ったのがオリイオ様です。
どんな人だったんだろうと色々調べてみたなかで、外伝漫画にオリイオ様のお話があることを知って、即アマゾンでポチりました。
イオン様が代用品に選ばれるくらいだからイオン様みたいに大人しくて病弱な薄命そうな男の子かなーとか思っていたのが見事に打ち砕かれましたね。
…なんだあれは私のハートをくすぐるこの緑髪病弱生意気少年はッ！ と、あっさり恋に落ちました(笑)
あのお話は最後の最期が切なくて、ほんと、何度も何度も読み返しています。
皆が知らない自分の死期を知ってしまった気持ちはどういうものだったのでしょうか。
生まれて以来親と引き離され、何の自由もなく、ずっと導師らしい？穏やかな微笑みを携えたまま、イオン様が亡くなった時のように誰かに悼みの歌を歌ってもらえるわけでもなく、誰にも知られずひっそりと死んで逝った気持ちは…。
そう考えると、"彼"の視点で夢を書きたくなってきてしまったんですよね。
親善大使時代のルークがそうだったと思いますが、こういう極端に悪い人って、何か人生の、と言っても過言ではないほど大きなターニングポイントにぶつかると、思いっっっきり変わるんですよね。
もしオリイオ様が、生き返るなり病気が治るなりして、自分が蹴落とされていた絶望の底からふいに脱することができたら……変化を望むと思うんです。変わりたいと思うと思うんです。
基本的な性格はもちろん変わらないと思いますが、こういうところを描いていけたらなーと思います。
「思いきって被験者イオンとして生まれた女の子にしよう」と思った理由も描きたいものがあったから、あと女の子が好きだから（←）だったりします。
個人的には、ゲーム内でイオン様が傲慢という意味の字が彫られた『アルカ』という響律譜を持っていたのが、似合わないなぁとか思っていたので（もちろんルークに渡すためだったと思いますが）、もしそれがオリイオ様から受け継がれたものだったとしたら納得だな、と思ったり…。
そんな感じでいっぱい考えることとか、思うこととかありますが、やっぱりアビスの一番の問題って「レプリカとオリジナル」だと思うんです。
そのなかでも、一対になっているルークとアッシュと、１対複数なオリイオ様を始めとした緑っ子はちょっぴり事情がちがうと思うんです。
なので自分なりに回らない頭回して考えた考察？みたいなものを、ちょくちょく出していこうかなーとか思ってます。
ちなみに私、結局緑っ子全員好きです。みんなちがってみんないい。