Diary-Levi- | ナノ

クリスマスデート2016(12/23)


今年のクリスマスデートは泊まりではなく1日に絞られた!だが、エルヴィンと久々の逢瀬だったんで、いつも通り凄く楽しみにしていた。



まずは昼前に待ち合わせてから俺が狂ったように求めていたいつものラーメン屋で昼飯を食いに行く事に。本当にあそこのラーメン屋の中毒性はヤバい。何か入っているに違いない。
俺は色々と久しぶりな上にクリスマスでテンションが上がっていた為、ワンタンチャーシュー麺大盛とかいうとんでもないものを頼んでしまった。わかりきっていたが腹は割といっぱいになった(爆)でもやっぱりメチャクチャ美味い!!客層の中で割と浮きまくっていた気がするがガン無視だ。


それから次に映画を観に行く事に。俺は『ファン/タスティッ/ク・ビーストと魔/法使いの旅』『ドン/ト・ブリ/ーズ』が今観たい映画…という感じだったのだが、クリスマスにドン/ト・ブリー/ズっていうのはやっぱ…アレかなぁ…って思ってファン/タスティック・ビー/ストを観に行こうという事になっていた。
だが、映画館まで来た所でエルヴィンにドン/ト・ブリ/ーズのあらすじについて話したら「凄い面白そうじゃないか!!!!!」とか言われてやっぱ猟奇的なクリスマスの方が良かったか…!?ってちょっと考えてしまった(笑)
でも猟奇的な方は本当に面白いのか確実な自信が無かったんで…クリスマスだし大衆受けもしているしファンタスティックなやつが良いかな…!と再度自分を納得させた。エルヴィンがハリ/ポタシリーズを観ていればもう少し楽しみが倍増したかもしれないが、観ていなくても観られるやつだとは知っていたので…とにかく、一緒に観てくれたエルヴィンには感謝だ。
内容は王道にとても良かったし、多分割と動物が好きな俺達はビースト的な面でも楽しかった。魔法はとても美しかったし、最後に「あれ…っ!?」な配役があったりして(これに気付いたのは実はしばらくしてからだったんだが…)、クリスマスはやっぱりこっちにして良かったと思った(笑)

余談だが、映画館に着いた時にまずエルヴィンとアイスやジュース買って飲み食いしてたんだが…何故かエルヴィンがアイスを自分の胸に零す零す!エルヴィンの洋服がヤバい事にならないように慌てて必死に拭う俺と、ヘラヘラしているエルヴィン。……この後エルヴィンはあざとい仕草をして懸命に俺の気を引いていた。(いや、俺は別に怒ったりしていないんだが…)
でも、座席の方へ行ったら俺が真ん中に近くなるように(良い席で観られるように)とか毎回さり気なくサラッと気を遣える奴なんだよな。俺のエルヴィンは、アイスを服に零したり、可愛かったりあざとかったり、だがジェントルというちょっとカオスじみた所がある。抜けてたりしっかりしてたり、堪らなくカオスでチャーミングなんだ。こういうとこ、全部ひっくるめてこいつが好きだ。




映画館から出てディナーまでに少し時間があったんだが、今年は新規開拓して知らない店にしたんで場所を探しながら行ったら(←いつもの通りエルヴィンが探してくれた…)それなりの時間に辿り着いた。
そして予約した時間きっかりぐらいに店内にGO!ここからはお決まりの飯テロコースだ!



まずは最初にエルヴィンも大好きスパークリングワイン。メロンソーダとどっちが好きなんだろう…って、こっちか。酒好きだもんなエルヴィンは(笑)
少し話しながらワインを飲んでいるとアンティパストが運ばれて来た。



アンティパストは写真左から順に『フォアグラのテリーヌとブリオッシュ フルッティディボスコのジャム』『ずわい蟹とオマール海老のロワイヤル』『中トロのカルパッチョ 生姜のラヴィゴットソース』だ。
ロワイヤルってのは日本語的に言うと茶碗蒸し的な料理だ。個人的に結構好きな感じだった。茶碗蒸しと違って椎茸が入ってねえしな!(爆)
だが個人的には思った通り、ジャムと一緒に食うテリーヌが好きだった。フルーティーな味付けの物が好きなんだよな。果物を使ったソースやドレッシング、もしくは果物自体が盛り込まれた料理に目がない俺…。苺とバルサミコとか、とても弱い。



次に来たのは『白子とポルチーニ茸のリゾット』
これは元から結構楽しみにしていた…。俺もエルヴィンも白子が好きなんでな。案の定白子に釘付けというか、白子美味くて凄い味わって食ってた。さっぱりした味付けの白子も良いが、こういうのも悪くない。



パスタは『北海道産仔牛とオリーブのラグー ピチ』
最初の感想として、今まで食った事の無い麺だった。太い麺で、その分もちもち感があって、面白いなぁと思いながら食ってた。肉もホロホロしてたな。



魚料理は『天然平目のソテー バニラ香るトピナンブールのクレマ』。今回の料理の中で恐らく俺が最も気に入った料理だ。
名前にもあるようにバニラの香りがはっきりとして、これがあるかないかで全然評価が違う料理だったと思われる。好き嫌いも分かれそうだが、好きな奴は好きなんじゃないかと思う…俺のように。俺はもう「これにバニラ入れようと思った奴超偉い」とか思いながら食ってた(爆)これは自分が料理とかする時にも色々利用出来そうだな…なんて考えている。



肉は『牛頬肉の赤ワイン煮込み』
これはもう見たままに赤ワイン煮込みだ…!柔らかかったし俺はぺろっと瞬殺した。
運んで来てくれたお姉さんいわく、物凄く長い時間…長い時間煮込んだらしい。とてもその部分を強調していた(笑)



最後にデザート『クレームダンジュとマスカルポーネのジェラート イチゴのバルサミコマリネ添え』。実はこのデザートの際にちょっとした事件があったんだが…もしかするといつかエルヴィンが語ってくれるかもしれない、という謎めいた感じに残して俺からは伏せておく。……そう…このデザート…何故か俺とエルヴィンに出されたデザートが全然違うものだったんだよな…。不思議だ…。だが、味は普通に美味かった!




夕方18:00からの予約でディナーしてたんだが、次のディナーの時間20:30まであっという間!すぐに時間になっちまったんで、急いで店を出る事に。エルヴィンといると本当に普段の数倍の早さで時間が過ぎてく感じがする…。

その後、大好きなスタバに行きたかった俺の為にエルヴィンが一生懸命近くのスタバを探してくれて、1杯飲んで帰った。3連休、クリスマスの1日目とあって、夜中になっても辺りは人でいっぱいだった。スタバも大盛況で、座れる場所が無く待ってる奴が出る始末だった。


エルヴィンとこうして、ずっとクリスマスとか年末とか重ねて行きたいと思う。凄く素敵な時間だった。
一緒にいて心が満たされる…そんな相手と毎年傍にいられる、これ以上の幸せは無いだろう。

2016年もありがとう、エルヴィン。2017年のクリスマスも、またデートしような。

2017/01/07 01:19
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