Diary-Levi- | ナノ

箱根旅行etc後編(6/15〜6/18)


箱根旅行(主に飯レポ)もようやく完結だ…!
今回は、宿での最後の晩餐とチェックアウト前の朝食、その後は箱根から帰還してからの話をまとめさせて貰う。
まずは宿での最後の晩餐だ!!




『先附』 
・本鮪炙り ・錦野菜 ・寄せ醤油 ・溶き柚子胡椒 ・チャービル
『添え』
・南瓜擂り流し汁 ・生麩 ・枝豆 ・枸杞の実 ・ぶぶあられ
『猪口』
・袱沙焼 ・白髪葱 ・紫蘇 ・そぼろ味噌

写真で言うと、上の皿から反時計回りに『先附』、『添え』、『猪口』だ。
簡単に言うと全部美味い。
俺は基本的に炙りの魚全般好物なので、鮪とか炙られたら美味いに決まっている。柚子胡椒の香りも絶品だったしな!美しく盛られた本鮪炙りを前に、俺の理性は燃えかす程も残っていなかった…。
添えも、何か狙ったのかと思う程に俺の好きな南瓜の汁の中に俺の好きな生麩が入っている始末。何なら5倍ぐらい追加してくれても構わない勢い。問答無用で美味い。
猪口は、見た目の通りというか、ほんの少しだけ固めのクレープの皮みてぇなのに味噌味のそぼろが入ったような…と言ったら身も蓋もない気がするが。でも普通に美味かったぞ!


『椀』(漬汁仕立)  
・帆立真署 ・蓮芋 ・椎茸 ・茗荷 ・口柚子

メニュー表を見た時点で俺の天敵が記載されていたので気になってはいた。(※椎茸)
だが、事前に知らせてあったので、俺のは天敵を抜いてくれていた。良かった…本当に良かった…。しかし写真は、一応天敵入り(エレンのやつ)も一緒に載せておく。
俺は真署も好きなんで、嬉しかった!しっかりした出汁に、柚子がまたすっきりしていて…最高だった。……天敵が好きな奴は、きっともっと堪らなかっただろうなと思う。


『造里』 
・旬魚の薄造里 ・若葉野菜色々 ・姫蕃茄 ・檸檬 ・オリヴァストロの酢醤油

凄く凄くさっぱりしていて、ぐいぐい食いたくなっちまう料理だった。
俺もエレンも元々、魚のカルパッチョとか好きなんで堪らない。レモンがまた…料理に味ちゃんとついてて、どこを食べてもさっぱり美味しい。暑くなって食欲が落ちて来てもこういうのは食える!って思う。魚の噛み応えとか、もちもちで素晴らしかった。


『凌ぎ』 
・煮穴子飯蒸し ・酢取り生姜

これまた大好きな穴子が来た為、割と理性を失い瞬殺した記憶がある(爆)
柔らかくて…一見、良くあるタレとか付いていない訳だがもちろんしっっっっっかりと美味い味が染みている逸品。
寿司屋で穴子が好きだという奴は間違いなく、文句無く好きだと思う。穴子、良いよなぁああ……(うっとり)


伊勢海老  
こちらの伊勢海老は通常メニューでなく、この日俺達が宿泊するに当たって選んだレディースプランとやらを選ぶとついてくるという物で…思ったよりデカくて美味くて…いや、何が言いたいかと言うと、既にこの辺りでエレンの腹状況は限界に到達しそうになっていたし、俺も割と満足して来ていたという事だ…。いや、料理自体は凄く凄く凄く美味かった。この伊勢海老、俺達の所に来る直前まで生きていて、水から出して切って即行持って来た的な物らしく…生の身は本当に鮮度が良く美しかった。
すぐに焼いて食べたが、プリップリで、歯ごたえ抜群。腹がいっぱいになって来ていても美味かった…だがしかし、この後に黒毛和牛があると思うと…(エレン頑張れ!)


『焜炉』 
・相州黒毛和牛炭火焼 ・万願寺唐辛子 ・檸檬 ・薬味 ・ぽん酢 ・岩塩

伊勢海老…かーらーのー、メインメニュー黒毛和牛炭火焼。
美味くないはずのないメニュー。もちろん俺は食った…美味かった、良い肉だった…。エレンが既に、ほぼくたばっていた事だけが可哀想だったが…。
こういう肉は、個人的にやはり塩なんかだけ付けて肉の味をしっかり味わいたいので、用意されていた薬味も良かったと思う。


『鉢物』 
・鮑と春野菜の炒煮 ・牛酪醤油

鮑を贅沢に使った一品だ。コリコリとした食感が良かった。そして全ての素材にしっかりと染み渡ったバター醤油の味がまた!!匂いからして堪らなかったが、食べてまた堪らなかった。本当に、凄く良く味が浸透している。俺は元々ヤングコーンとか割と食うんで、嬉しくてぽりぽり食っていた。


『焼物』 
・金目鯛雲丹焼 ・牛蒡煎餅 ・酢橘

写真左が金目鯛雲丹焼、右上にあるのが牛蒡煎餅。個人的に牛蒡とか根菜の煎餅的なやつ大好きなんで、牛蒡煎餅は嬉しかった。(もちろん、金目鯛も美味かったが!!!)
俺、昔は雲丹って嫌いだと思っていたんだが、思い込みだったらしい。今もまあ…そんな『大好き!!!』って訳じゃねえかもしんねえが、全然普通に食えるんだな…ってのを、エレンに会ってから知った。何か、エレンと一緒になってから雲丹を食う機会が増えた気がする(笑)……エレンが、雲丹好きってのも関係あるのかもな。


『留椀』 
・まるや八丁味噌の赤出汁 ・生麩 ・海苔 ・粉山椒香里

悪いなエレン…連日赤出汁が出ちまったようだ…(だが好み的には歓喜)
俺の好きな生麩がまた入っている。嬉しくて堪らないぜ…。日本最高だぜ…。
海苔とか入ってるのも中々良いな。海藻は旅行後断つからここで割と食ってしまおうと思う駄目な俺であった。


『御飯』 
・地魚御飯

この御飯が!!もう…美味くて…。地魚と牛蒡が入ってる御飯で、米はまた例に漏れずメチャクチャ美味い…。写真だけ見てもつやつやとしているこの米が!!おかわり頂けるだろうか…、……じゃない、おわかり頂けるだろうか…!!
本気で美味過ぎたが、俺達はかなり腹が限界だった。盛られた飯は全部食ったが、おひつに入ってた御飯までは行き着けなかった。死ぬほど悔しかった。おにぎりとかにして保管しておけないかと考えたが、エレンいわく具が魚という事もあり、断念した方が良いという事になった。ううう……本当に惜しい事をした…。


『香物』
・五種盛り合わせ

これは初日と同じ漬け物だな!!


『水物』 
・赤肉甜瓜 ・茘枝 ・キウイと黒糖の氷菓 ・木苺甲州凍り ・女無天

ここに辿り着いた頃の俺には、最早アイスを食う力は残されていなかった…(爆)
一方、アイスなら俄然食べる安定のエレン。俺はエレンに1つアイスを食って貰い、何とか食事を終えたのだった…。……だが、全部本当に美味かったぞ!!!




……ここで晩餐は終了。本当はこの後でまたBARに行こうかと話していたんだが、グロッキーになるほど食っていた俺達は一旦休んでから…などと言って2人でベッドにダイブ。………気付けば日付変更線辺りだったという…(笑)

俺が気付いたのは、エレンより少し前。エレンはスヤァだったので、起こさないように頑張ってシャワーを浴びていた…が、途中で起きてしまったらしくエレンはシャワー室の扉から犬がくんくん鳴くみてぇな声でやって来て謝っていた。俺も割と腹一杯で休みたかったし、良いんだぞって何度言ってもくんくん言っていた(笑)
2人でシャワーを浴びた後も、ベッドでやってはいけない事をやらかしてしまった飼い犬が、物凄く飼い主の機嫌を窺ってる感満載で、可愛い顔をして擦り寄って来た(笑)………別に俺は怒っても何もいなかったの、わかっただろうに…何故だよ(笑)
この日は、このままベッドでスヤァ…!




箱根最終日、チェックアウトの朝。
エレンはもう一度風呂に入って名残惜しんでいた。俺は朝弱いので寝ていた(爆)
しかしエレンに朝食だと起こされると、飯と聞いては寝てもいられずギリギリの時間にムニャムニャしながら起きて椅子に座りに行く…(良い加減に起きろよ…と我ながら突っ込みを入れたくなるが…)

この宿は、恐らく一泊二日がメインの宿で、それ以上する客は少なかろう感じだった。…ので、多分朝食に関しては種類はあまり用意が無かったんだろうが、俺達が二泊した挙げ句に一度に和洋食両方頼むもんだから、それ用に作ってくれたらしい。手の掛かる客で申し訳ない(爆)
上記の理由から、この日の朝のメニュー表は無かったので、写真と感想だけ。




<洋朝食>   
この日は俺が洋朝食を頼んだ(半分ずつ食べるからどっちでも良いんだが)
洋朝食は、パン・スープ・サラダは変わらずに、前日はオムレツ・ソーセージだったプレートが目玉焼きとベーコンになっていた。それと、ヨーグルトに当たる物が柑橘系のコンポートになってたな。
ベーコンが分厚くて、凄く肉々しくて、美味かった!!パンも相変わらず凄く美味いしな!!


<和朝食>  
この左の写真の奥にある梅干が、日記中編で騒いでいた梅干…と、左端にある黒いのが海苔。山椒は…蓋が開いていないが梅干の右隣にある小さな器のやつだ。エレンが写真を撮ってくれていた!
……と、出汁巻き卵が殺人的に美味かったな。ジューシーで、出汁がしっかりしてて!!
それから蒸した野菜をオリーブオイルにつけて食うのとかも美味かった。野菜の味が優しくて、オリーブオイルがまた合っててな。
それとお椀の中に入ってたやつだけ激写しておいたんだが…これも美味かった。海老の葛餡というか…がかかってて、俺の好きな感じだった。




飯が終わると準備をして、名残惜しいがバスの時間もあるのでお代を払う為に宿の人を部屋に呼んだんだが……ここでサプライズ!!
俺が「美味しいです、このジャムを売って下さい、他で売っている物なら是非売っている店を教えて欲しいです」とジャムジャム鳴いていた事が伝わっていたらしく、お店の人がジャムをいくつか持たせてくれたのだ。
なんでも、前からそのジャムを売ろうという話があった事はあったようだが、まだ売る為の準備が出来ていなかったらしい。なので、今回はお土産的な感じでいくつか持たせてくれるという。感激だ。感無量だ。ありがとうございます宿の方、またここに泊まりに来た時にジャムを販売していたら、その際は必ず買って帰りますと感涙に咽びながら、俺はジャムをカートにしまった。




箱根から、次のホテルへの移動。突然高速バス乗る事になった(というか、エレンが思いついたGJ)ので、割とすぐ来たバスに乗った…のは良いんだが、そこからしばらく「乙女峠」?とか何とかいう所をバスはくねくね走り降りて行く。
起きて少ししか立っていなくて俺は眠くもなく、山道との真っ向勝負に突入。
エレンも書いてたが、ここで俺はかなりグロッキーになった。異常なほど梅干食ってた。
しかし、地元のバスと違い高速バスは途中で高速に乗る為に山道を抜けたので、そこからはどんどん楽になって来た。危なかったぜ…。


ホテルに荷物を置いたら、楽しみにしていた進撃のリアル脱出ゲーム!!
俺は何度もやっている訳じゃないが、進撃とのコラボだしエレンと一緒だし、例の如く「脱出出来る!」の信念の元、楽しみにしていたんだ。
リアル脱出はかなりの猛者様が混じっていた事もあり、結構ぽんぽんと進んでいたように思えた。正直俺は全く役に立ってはいなかったが(笑)、「常設型はこんな風にやるのか〜」「どの謎がもう解かれていて、どの謎がまだ解かれていないのか既にわからないw……って、これ正に陥りやすいから注意ってなってた状態じゃねえか!(※事前に軽く心積もり的なものはしていた…)」「俺のエレンかっこいぃぃぃい(凄い勢いでやってた)」とか、そんな事を考えながらワタワタしていた。(←本気で役に立っていないの図)
でもとにかく、色々と面白かったぞ!!!



しかし、暑さのせい(が多分一番大きいとは思うが)でリアル脱出が終わったぐらいに俺は少し具合が悪くなってしまい…。
せっかくクリアして良い気分だしご機嫌のエレンは可愛いし、ここで具合が悪いとか言うのはちょっと!!!と散々迷ったが、その後は夕飯を食う予定だった為、駄目だ、この体調のままでは食えない→どっちにしろエレンにバレるという思考に至り白状する事に。
あまりに申し訳無く、もう二度と具合悪いとか言わない…。…とか思ったが、言わないともっと迷惑を掛ける事になり兼ねないので、やはり言わねばならない…。すまないエレンよ…。

しかし電車が涼しかったので、俺はそこで結構回復し…大丈夫だとエレンを説得して夕飯へ。




箱根でああいう料理を食べていた俺達はジャンクフードが食いたかった(爆)
ホテル近くの所で軽く夕飯。

      

まずはフライドポテトだ!ジャンクと言ったらこれに限る(笑)
それからえーと…何だっけか、白レバーのパテ的な名前だった気がする…。俺はこの手の料理が好きだ。
それから安定の鴨肉。俺がわいわい言って、エレンが優しく頼んでくれた。(エレンはいつもジェントルで天使…)
少し物足りなくて、最後にアラビアータ頼んで突つきつつ…この日はホテルに帰って就寝。




あっという間の最終日。前日瞬速のスヤァを見せたエレン(無理矢理頑張って俺がシャワーから上がるまでは起きてたが/笑)は、朝は元気だった。
少し遅めのチェックアウトで、昼くらいに出て行くと外は蜃気楼出そうな勢い。
でも、エレンが最短ルートで俺を目的地までエスコートしてくれるので、俺は最低限の体力消費で済んでいるんだ。これが俺だったら、十分で着ける場所に三十分は平気でかかるからな。いつもありがとな、エレン。



最後のランチに来たのは、俺が好きないつものアフタヌーンティー(笑)

  

俺は左のやつで、アフタヌーンティーパレット。35周年記念の復刻メニューの一つで、俺は絶賛スタンプラリー中だ!(うきうき)
エレンは期間限定の、揚げナスとサルシッチャの黄色いトマトクリームソースパスタだっけな?これも美味そうだったんだよな…!
店内がそれなりに暑くて、エレンがへこたれているのが可哀想だった…。俺も暑かったは暑かったんだが、そもそも体温調節機能がイカれてるのもあるのか、そこまで良くわからなくなっていた…。ただ、顔色はアウトだったらしいので、やはり涼しいところにいた方が言いらしい(苦笑)

そこでしばらく話して、名残惜しい気持ちのまま帰路へ。
エレンのお陰で本当に素敵な旅行になった。いつも感謝の気持ちばかりだ。

来年もまたどこかへ行けたら良いな。行きたい所があり過ぎて、選びきれない(笑)
何とかエレンと休みを合わせられますように!!

2016/07/16 22:40
prev / top / next

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -