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エレン誕生日デート(10/30〜10/31)


俺がこの世の全てに感謝したくなる程めでたい日。
エレンの誕生日が今年もやって来た!

何とか休みをもぎ取って、今年もエレンの誕生日を当日祝える事になった…嬉しさMAXだ。
しかも今年は、日付が変わる瞬間にエレンの一番傍にいるのは俺というベスト過ぎる状況。俺は嬉しくて堪らなかった…。




前日である30日。俺は非番だったんで、2人分のケーキと夕飯、翌朝の飯を調達して先にホテルへ向かった。
そして、そのお使いにばかり思考をやっていた俺は、何故かわからないが自分の朝&昼の飯を調達して行くのを忘れた。アホ過ぎて我ながらびっくりするじゃねえか…。もう俺はどんだけエレンの誕生日しか頭に入ってねえんだよ…。

夕方エレンがホテルに来る頃には、俺は空腹過ぎてへばっていた。シャワーは浴びていたが、力なくベッドに横たわっていた…(書けば書く程アホ過ぎてびっくry)
エレンはすぐにシャワーを浴びに行ったが、出て来るとへばっている俺に気付いて憐れみ、すぐに飯にしようと言ってくれた…なんて申し訳ねえんだ…チクショウ…。



飯を食ってから、「プレゼントはこの間もう渡しちまったが、当日にやっぱり何かサプライズしたい」という気持ちから、ささやかながらエレンに贈り物をした。
それはリングケースだ。前にエレンが、結婚指輪をしまう場所に悩んでいたんだが…ちょうど先日ディ○ニーストアに行った時に、俺達の結婚指輪にぴったりのケースを見つけたんでな。
ハチミツが垂れてるデザインの俺達の指輪を入れるに相応しい、某クマのハニーポットの形をしたリング入れだ。俺も揃いで買った。

エレンも喜んでくれたようで良かった…。笑顔のアイツは、また格別に愛らしい。



その日の夜は、誕生日なので俺が!エレンをしっかり可愛がらせて貰った。
色々あったが…それはここでは伏せておく(笑)とにかく、安定してエレンは可愛かった。………俺はレディースデーだったので、悲壮な声を上げるエレンを抑えて就寝……する前に、カウントダウン。0時ぴったりに、ダウンした(俺がさせた訳だが…)エレンに「誕生日おめでとう」と言ってキスして抱き締めて眠った。……幸せ過ぎて、ぬくぬくしながらエレンの寝顔とか見つつ……夢とか見たりしていた。




翌日。何だか気付いたら結構時間ギリギリになって、わたわたしながらホテルをチェックアウトした。……もちろん、部屋を出る前に何度もキスをしてはいたが。(さっさと出ろよ!という声は聞かない)

この日は俺達が凄く楽しみにしていた映画、メイ/ズ・ラ/ンナーの続編を観に行くという計画になっていた。電車で隣駅まで行って腹ごしらえをしてから、同駅の映画館へ向かう…というプラン。
しかし、俺達が電車に乗る少し前に、どこだかの踏切にトラックが立ち往生したとかで電車は停止中。ホームには少し人が溜まっていて、時計を見ながらエレンも落ち着かない様子でいた。
少しして電車は来るも、発車はせずにそのまま停止。エレンが少し落ちた様子で「うう…オレがあの時トイレ行かなかったら…鞄をコインロッカーに置きに行ってなかったら…」なんて言い出したんで、電車の中じゃなかったら笑って抱き締めてたかもしれねえ。
エレンは俺よりもしっかりしている所がたくさんあって、だが時折こういう事を言う時がある。……可愛い奴だ、こういう少し子供っぽく拗ねたみてえな所を見せてくれるアイツも、俺には魅力的に映る。甘えてくれているのだろうかと勝手に自惚れながら、不機嫌なエレンには悪いがやはり笑みが零れちまう。…仕方ねえだろ、エレンが可愛いのが悪い。

「良いじゃねえか、トイレに行ってなかったら止まった電車の中で腹痛くなってたかもしんねえし、鞄置いてなかったら電車の中で重いまんまこうやって立ってたのかもしんねえぞ?トイレ行って鞄置いて来て正解だったろ」

そう言ったら、エレンは可愛い顔して納得した。ぎゃんかわ。……嫁の可愛さに頭を抱える。
そしてそれからすぐに電車は動き出した。エレンの可愛さには電車も動くという訳だな。



さて、隣駅に到着し…今回俺達の腹を慰めてくれるのは…このパンケーキだ!!!!!

   

エレンに誘われて初めて来たところなんだが、かなり有名な店らしい。列もそれなりに出来ていた。
俺はハロウィン期間限定の『かぼちゃとクリームチーズのモンブランパンケーキ』、エレンは『グリルチキンとトマトソースのパンケーキ』を注文!
これが!!これがもう物凄く美味くて!!!!!個人的に今まで食ったパンケーキ屋の中では一番好きだ…!!!!!
エレンも開眼しながら食っていた。やっぱ人気って事は美味いって事なんだな…とかしみじみしながらモフモフ食った。



飯を食ったら映画の時間まであまり無くて、急いで店を出てからちょろっと俺達の好きな服屋を覗く。エレンの好きそうな服が出てたの知ってたから、少しだけでも見せたかったんだよな。
それからすぐに映画館に向かうと、ギリギリ間に合った。

映画は期待を裏切らず面白かった!!!ミ○ホが!!ミン○がイケメン過ぎて笑える程だった!!!いや…顔が好みとかそういう事ではなく、純粋に強いし性格も漢らしくて格好良過ぎる。進撃で言うリヴァイ兵士長的な役だな…(笑)
そして主人公が○ンホを特別扱いしてていっそ面白い。キャラの魅力もあるが、ストーリーも普通に好きだし、絶対に3作目も観に行くぜ!



映画を観た後は、予約していたオイスターバーで夕飯。エレンのたっての希望だ、俺も凄く楽しみにしていた(俺も牡蠣好きってのもあるが…!)

      

まずはオススメ盛りを頂いた!
さすがのオイスターバー、たくさんの生牡蠣を堪能出来て、エレンも俺もすぐにトロ顔。
種類が違うと本当にかなり味って違うもんなんだな。1番最後に食った牡蠣が、個人的には1番美味かった!(写真2枚目手前のデカい牡蠣)濃厚でミルキーで、牡蠣の味が凄くして…でも全部臭みとかは全く無くて、美味かった…。こんなに生牡蠣食ったの初めてで、幸せいっぱいだった(笑)
それと、牡蠣のオーブン焼き…しかも味付けはガーリックバター。これがまた絶品だった。匂いも良くてな…隣のOLっぽい女に「それ何ですか?!」とか声掛けられる始末だ。俺もエレンも恍惚として食ってた(笑)



店を出るともう良い時間で…でも名残を惜しんで、駅近のスタバで温かい飲み物を飲みながら少しだけエレンと過ごす。
ギリギリまで一緒に過ごしてから駅まで行くと、エレンはホームまで俺を送ってくれた。
別れ際はいつも離れ難い。いつまで経っても、きっとこうなんだろうと思う。
電車の中から手を振って、それから端末で気を付けて帰還するよう連絡をする。帰還したら連絡してくれ、とも。もうこれは恒例なんだが。


エレン、俺のたった一人の愛しい伴侶。……生まれて来てくれてありがとう。これからも、俺はずっとお前の誕生日を祝おう。

愛しいお前に、どうかこれからもたくさんの幸せが訪れますように。

2015/11/07 00:54
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