Diary-Levi- | ナノ

京都旅行2日目(10/14〜10/16)


京都旅行2日目。この日は観光地として名高い場所の1つ、嵐山へ進撃して来たぞ!!

……と、そんな2日目の朝は睡眠を取って元気になったエレンに元気に起こされた(……)
詳しくは書かないが…とにかく、朝から腰に来た。
ふらふらしながら起床。そしてうっかり嵐山方面行きの電車に乗り遅れそうになる(笑)


「あれ…っ?あと2分しかない…!?しかもこれを逃すと30分も電車が来ない…!」

「30分ッ?!―――いや、間に合う!走るぞ!」


もう間に合わないんじゃ、と悲し気な声を上げるエレンに、絶対に乗るという気迫で走る俺。電車には無事間に合った!!危ないところだった…。
電車の中でハアハアしつつも、激しい達成感(笑)俺達は無事、嵐山へ向かったのだった。




嵐山に到着!しかし俺達が一直線に向かうのは、他の奴等と同じ竹林や店が建ち並ぶ通り……では無かった!安定の飯屋だ!!
この時点で普通に空腹だったしな(笑)基本的にこの旅行は朝昼兼用飯、という計画だった。
と言う訳で、この日の1番飯は『鯛茶漬け』だ!!!

            

建物からして良い雰囲気。そして…清々しい京都嵐山の朝の空気と共に頂く鯛茶漬けは最高だった。この鯛茶漬け、少し甘い胡麻風味の何とも言えねえ出汁の鯛なんだが…


ご飯が進むってこういう事なのか!!!


と開眼せずにはいられなかった。白飯を食いたくて仕方が無くなるんだ!まさか、こんな、こんな…ッッッ…!!!(もはや言葉に出来ない)
俺は普段、出汁とかこういう漬けたやつとかの甘めの胡麻味ってのはあまり食わない(嫌いとかではないんだが)んだが、もうそんなものはどうでも良くなる美味さだった。
一緒にあった漬け物も、それぞれが違う味でそれぞれが良かった!そこまで漬け物に執着の無い俺だが、美味しいと感じた。
そして…愛らしい嫁エレンが、おひつから俺に白い飯をよそってくれる。ああ…ここが天国か…(恍惚)
飯の後には『自家製わらび餅』つき!このわらび餅がまた!蕩けるような美味さで…どうやって作ってんだよ!?って言いたくなる(笑)
あとテイクアウトで茶漬けと同じ真鯛を揚げた『フィッシュサンドイッチ』というのがあるようだったので、美味いに違いないという事から急遽明日の朝飯にしようという話になりお買い上げ。明日の朝が楽しみだ。




飯屋を後にすると、次の目的地へ。京都らしい店が建ち並ぶ通りを抜けて、『京黒ロール』が有名な某カフェへ向かう。

         

ここは有名店だけあって…後は時間が朝イチとかではなかった事もあり、既に並んでいた。特に、修学旅行のグループみてえなのが結構いたな(笑)
少し待ったが、ちょうど中庭の脇の席に通して貰えて良い感じだった。
噂の炭ロールは、播磨園抹茶っていう濃い抹茶っぽいやつをエレンと分けて食った。
黒蜜のソースを絡めて一緒に食うとまた美味くて、少し食感も普通のロールケーキより違う感じ(炭)で、ぺろりと頂いた。
お抹茶には小さな茶菓子もついてきた。もちもちしたそれが美味くて、思わず笑顔になる。



しかしここで、「ちょっと急げば昨日行けなかったとこに行けるかも」と言うエレンの言葉に、俺は食らいついた。
カフェを出て路面電車に乗り換える。珍しい路面電車には、外国人旅行客も多く見られた。これは嵐山に来る時の普通の電車でもそうだったんだが…。
電車を乗り継ぎ、駅から少し歩いてとうとう目的地へ!この日は開いていた…ありがとう、ありがとうエレン!!

      

こじんまりした小さな店は奥に庭があり、静かで落ち着いた雰囲気。正に隠れ家って感じだった。
和と洋の融合といった感じの、何とも綺麗な菓子を提供してくれるらしいこの店を、ネットで見てから楽しみにしていたんだ。
実はあんみつを食おうと思っていたんだが、あんみつは季節物らしく置いていなかった。そこで俺が頼んだのは、『マスカットと村雨』というメニュー。


「村雨って何だ…?厨二の俺には刀しか浮かばないんだが…(爆)」


と思っていたが、どうやら餡子の一種で米粉とこし餡を混ぜ、そぼろにして蒸したもの…らしい。
写真の手前、下の方にマスカットの粒の下に白っぽいものがあると思うんだが、それが村雨。確かに餡子の味がした!(笑)
マスカットやアイスをエレンと少しずつ分け(ここではエレンはセーブしていた)、味も然ることながら見てるだけでも綺麗なスィーツに満足すると、次は錦市場へ!!




ここでは錦市場での観光もだが甘味所の本命があったので、錦市場を満足するまで回った後で市場内にあるそこへ颯爽と向かった。

   

ここで俺が欲を出して『ほうじ茶パフェ』など頼んでしまい、後々自分の首を絞めることに…(爆)
とりあえずそれと大本命の『錦一葉フォンデュ』という、抹茶フォンデュを注文。これは京都に来る前から絶ッッッッッ対に食うと決めていたんだ(笑)
ほうじ茶パフェも美味かったが、途中でカスタードクリームやアイスをエレンに手伝って貰う始末(悪かった…)…フォンデュは思った以上に濃厚で、凄く美味かった!初めて食ったが、抹茶フォンデュって美味いもんだな。
ここで腹が一杯になって来たので、少し散歩…じゃねえが、初日に行ったショコラトリーの本店が近くにあるって事で、エレンにおねだりして連れて行って貰った。



ここも店の外から中まで可愛らしいところだったな。少し売り物が違ったんで、俺はここでも土産を買っちまった。




そして…そこまで腹が減っていない状態(パフェが俺に追い打ちをかけていた)で夜の飯屋に到着!!(爆)
少し洒落た飲み屋っぽい感じのとこだったんだが、飲み屋は飯が美味いと相場が決まっている。そしてここは俺達の期待を裏切らなかった…!!

                     

これだけの美味いコースを出してくれる割りに値段もリーズナブル。
素晴らしい。何て良い所なんだ…。
まず最初に出て来たのが『生うにとつまみ湯葉ジュレ添え』。俺はうにとかあんまり食った事無いが、エレンは美味いうにが好物だ。何となく俺も食ってみたら…美味い!!!俺が今まで口にした(回数はあまり無いが)うにの中で1番美味い気がした。ジュレも美味かった…!
次に『グレープフルーツ盛り海鮮サラダ』。これが凄えまた美味くて!グレープフルーツと海鮮がメチャクチャ合うんだよな。さっぱりしてて。貝とか得意じゃねえ俺も、この貝は美味い!って思えた。さすが魚をウリにしてるだけあって海鮮は特に力入れてるんだろうかとエレンと話しながら食い進む。その後の『鯛と鮪のカルパッチョ』も美味かったしな。…ただ、エレンの苦手なマスタードがかかってたんで、一生懸命よけながら食ってた(笑)
隣の丸いのは『自家製飛龍頭』っていうやつで、調べたら「がんもどき」の事らしい。だが、ただ煮ただけじゃなくこれは揚げ出し豆腐みてえに1回揚げたやつみたいで凄く美味かった。こういうの大好きな俺には堪らなかったな…。
バジルの香りが良い『海老香草焼』は、殻まで食べられると勧められたが、老人の俺は結局綺麗に殻を外して身を食う事に…。でも横を見たらエレンもそうしてたから、きっと大丈夫(?)だろう…。レモンを絞って、味はさっぱりしてて海老はプリプリしてて美味かった!
そして…これだ!『焼フォアグラと焼しめじ入り茶碗蒸し』!!!茶碗蒸しが苦手(主にシイタケが入ってるからってのが大きいが)な俺が猛烈に美味かった思い出しかないこの料理!!!正直焼きしめじがどこにあったのか良く覚えていないが、スプーンを入れた途端にフォアグラの香りの出汁が染み出して来て…あの香りと味と言ったら、嗅ぐ度にイッちまいそうなぐらいだったぞ…。(もしかしたら茶碗蒸しはエレンにやる事になるかも…)と思っていたが、微塵もやる事なく食い切った(爆)
……と、ここまで来て俺の腹がかなり限界。息をするのも辛いレベルに!!そんなになるまで食うなよ、加減しろよ…という言葉があちこちから聞こえて来そうだが、今更何が出来ると言うのか…。
トドメを刺すように、あからさまな好物が運ばれて来た。『ミニ牛ヒレ照焼と焼生麩』……オイオイ、勘弁しろよ…俺の好物しかねえじゃねーか…!!!肉も好きだがもちもちした物が好きな俺は麩も大好きだった。それを両方とも美味いタレにつけて焼かれたら堪ったもんじゃねえ…。もちろん残したりはしなかった。どんなに腹がいっぱいでも美味いと思えるこの料理に敬意を…。
そして最後に立ちはだかるのはやはり『焼鯛茶漬け』……つまりお茶漬けだ。
店のウエイトレスに、申し訳ないが茶漬けの量を少なめでと頼むと、了承してくれた。ありがたい…。出て来たお茶漬けは本当に!本当に美味かった…!!(涙)



店を出ると、もう体力は無く(特に俺の)タクシーで帰ろうという事で一致。
と、その前に。せっかく広い浴槽があるホテルだったので、入浴剤を買って行きたいと言うエレンと傍にあったLoftへ。
そこで動いたり、タクシーで駅に向かった後に土産屋をちらちらしたりして何とか胃の中の物を少し消化した。
部屋へ帰ってシャワーを浴びると、抹茶ワインタイムだ!!



飲みやすくて、美味かった!ワインだから思ったよりはアルコール度数あったが、気持ちよく飲んで…それから、就寝。
寝たくない、帰りたくない!とかギャンギャン2人で言いながら眠った(笑)まあ…仕方ねえよな?


そして最終日へ続く!!

2015/10/24 02:09
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