Diary-Levi- | ナノ

進撃リアル脱出デート(8/29)


進撃のリアル脱出ゲーム!!8月、9月と当初はエレンとまともに会える予定が無かったり、暑さから俺が体力的に辛くてあまり会えねえと思ってたんで、行けねえかもと思っていたが…思い立ったが吉日とばかりに突然「明日行こう!」みてえな勢いで行って来たぞ!!
急遽だったが勢いで一緒に行ってくれるとか、エレンのそういうアクティブなとこも好きだ(笑)




この日はエレンは休み(だが午前中に予定があった)、俺は任務が12:30まであった…んだが、そこから凄い勢いで進撃リアル脱出ゲームの最寄り駅に集合。
エレンはこの間一緒に買った新しい服を着ていてとても愛らしく、更に俺が到着したらにっこにこしながら俺の元にやって来た。傍で更ににっこにこしていた。ぐうかわわんこ。

その後エレンにエスコートして貰いながら、まずはコラボフードのバーガーを食いに行った。リアタイにも書いたが、ステッカーは俺であった…(笑)

    

しかし俺はここで失態を犯した事に気付く。
1つは、ソースが辛いものだった事(※唐辛子系の辛いものが苦手)…もう1つは、親知らずと唇の負傷が治り切っていない関係で大口開けて頬張れなかったという事だ…。
美味そうなハンバーガーに目が眩んで死に急いじまった…。
チッ…俺とした事が…お上品にハンバーガーをナイフとフォークで食うハメになるとはな…歯痒過ぎる…。
だが美味かった!食べ応えもあったしな!ハンバーガーにしては値段も軽い巨人的だったが…(笑)




そしていざ!脱出ゲームへ!!…となったのは、午後3時半頃だったろうか。受付にはそれなりに列が出来ていた。

列に並びながらエレンと他愛も無い話をしていた…その時だ。俺はエレンの前髪に鮮やかな黄緑色をした羽虫が止まったのを発見した。
虫が大の苦手な俺は硬直した。あまり見掛けない得体の知れない黄緑色に硬直して口が利けなくなった。だがしかしそれよりもエレンを守らなければ!!という気持ちが強く働いた。


結果→超真顔&無言でエレンに突然のネコパンチラッシュ(本気)


………当然エレンは突然の俺からの暴行に混乱した。が、俺には説明をする余裕はなかった。虫が離れなかったからだ。くどいようだが俺は虫が大の苦手だ。口が利けなくなる程には苦手だ。相手がエレンじゃなかったら絶叫して離れてる。

何度目かの俺のネコパンチに、ようやく虫は吹っ飛んで行った。エレンは審議所の時ほどじゃねえが何度か俺の暴行を受けたが、虫がいなくなってようやく無言だった俺が説明をすると落ち着いた。


「エレンよ…俺を恨んでいるか?」

「い、いえ…必要な演出だったと…理解しています…」


正にこんな感じだった。………エレンに先にこの事書かれたら絶対俺の事暴力兵長的にするだろうから先に弁解してやった。危ねえ危ねえ(この攻防の後でエレンに「突然襲いかかって来るから何かとwww」って笑われたから先攻)




ゲームの内容は詳しくは書けねぇが、色々と突っ込み所が満載で面白かった。本当に突っ込み所満載だった(大事な事なので2回言った)
……俺としては、エルヴィンみてえな男が遊園地で真顔で演説とかしてると思うとそれだけでかなり面白かったが。

俺はリアル脱出ゲームは初めてだったんだが、エレンは色んなのを何度もやってるし、脱出ゲームをクリアした事もある経験者(基本的に大体のリアル脱出ゲームというのはクリア確率10%台程度の『そう簡単にクリアさせない作り』が多いらしい)だからというのもあり、俺はクリア出来る気満々だった。
……と書くと完全に他力本願みてえに聞こえるな……いや、頼るかもしれねえが、そもそもこういうゲームが好きな俺はとにかくゲームが出来るというワクワクでいっぱいだったんだ。
そしてそのワクワクが有り余って、絶対にクリア出来る!!!という謎の自信へと繋がった…んだろうか。何故か初っ端からやれる気満々な俺と、ゲーム経験者故にかそんな俺に不安を募らせるエレン(笑)

しかし結構順調に進んだ気がする。途中時間が押した所もあったが、無事クリアする事が出来て良かった!



エレンが「友達もクリアしたって聞いたから、絶対オレもクリアしたい!」って何度も言ってたから、クリア出来て俺も嬉しかった。そりゃ俺だってクリア出来る方が嬉しいんだが、俺はゲーム自体が楽しかったから(絶対クリア出来る!とか口にしてはいたものの)もしもクリア出来なくても楽しく終わったと思う。基本的に闘争心の無い人間なんだよな、俺。だからもしクリア出来なかったら「クリア出来なかったのは残念だったなー、でも楽しかった」で終わりで、悔しいとかがあんまりねえんだよ…年寄りだからか?
対して、エレンは結構負けず嫌いなところがある。そういうところも可愛い。




ゲームが終わったのは夜だったが、そこから何か食おうという事になり…昼飯が遅かったんで俺の好きな甘味所へ。

    

俺はほうじ茶フロートと抹茶のガトーショコラ、エレンは抹茶生チョコパフェだ。
抹茶のガトーショコラが好きでここに来ると必ずと言って良い程食うんだが、ほうじ茶味は気になりつつも食った事無くて、初めて食った。美味過ぎて悶えたぞ。
次はほうじ茶のパフェも食ってみてぇな…。




この日は会った時間も時間だったんで、あっという間に帰る時間になっちまって2人でしょんぼりしてたんだが…あちこちの人気の無い場所で隠しカメラの確認を行っていたエレンが某所であちこち瞬速で見回してから俺を見て顔で合図した。


「……へいちょ!!!」


この顔は、キスしたいってそわそわしてる顔だ。そういうのがわかるもんだから、可愛くて堪んねえ。
念の為自分も確認してから、一瞬だけキスした。するとたちまちエレンがにっこにこになる。デレデレのわんこが可愛くて、思わず強く手を握った。



そんなこんなで、今回も凄く楽しい時間を過ごした。
次に会えるのはいつになるだろうか……早くまた、会いてえな。

2015/09/04 15:18
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